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カテゴリ:なりそこない(詩)
みずから挑んでいなければ、
人生に挑まれる気がした。 それが怖くて、挑戦し続けた。 戦い、疲れて、焦りと、恐れに、ほんの少し驕りを添えて。 ・・・寒くて、寒くて。 凍えたハートを持て余して 深い深い葡萄色のグラスに沈めて 時がくるまで待っていた。 知ってるよ。 あなたが待っていたこと。 だから、私が来たんだ。 その止まった白い時間ごと 私に見せてごらん。 教えてあげるよ。 今からでも、輝かせられるってこと。 虹がかった瞳で 世界を眺めなおして 遠い記憶に耳を澄まして 懐かしいあの笑顔見つけて ただただ あなただった頃のあの笑顔を。 今も、そのときも、 いつでもそばにいるからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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