|
カテゴリ:起業・フリーランス
私は、積ん読防止のために、
本を買ったら、取っておきたい一部の本を除いて、 読み終わる前にさっさとAmazonで古本出品しちゃっています。 すると、売れるので慌てて読むわけです(笑) ・・・と、それはさておき、 「古本」のような、どれを買ってもおんなじようなものに、 エモーショナルな付加価値をつけたらどうなるんだろう?? その上で、強気の価格設定をしたら、どうなるんだろう?? ・・・と、ふと好奇心がムクムクと。 なぜって、Amazonでそんなことをしている人を見かけないからです。 そこで、実験開始☆ 生協の白石さん気分で、 本のオススメポイントや感想などを、 2〜3行のテキトーで笑えるコメントにして出品してみました。 価格は、たとえば定価2800円の本を2500円で売る。 すると購入者は、送料がかかるので新品買うのと変わらない出費になります。 ちなみに、1,400円〜他の出品がありました。 翌日、さっそく1冊売れる。 これは、めちゃくちゃ面白いことだと思うんです! だって、古本をポチっと購入して、ポストに届く。 たったそれだけのこと。 それなのに、他にもっと安い出品者がいても、 「この人から買おう」と思ってもらえたということです。 そこには一見なんの双方向性もないけれど、 でも、何かが伝わった、繋がった、価値を感じてくれたということなんですよね。 余談ですが、自分に知見を授けてくれた本を、 次に必要としてくれている人に渡すという行為は、 不思議と、私自身もあったかい気持ちにしてくれます。 しかも、きっとコメントを見て買ってくれたであろうと思うと、 何かこう、心が繋がったような嬉しい気持ちになりますね。 たかが古本。 でも、気持ちを込めることで、 無機質な取引も、人同士のコミュニケーションに変わる。 ついでにもう1つシェア☆ 普通、書き込みがあったら本の価値は下がります。 でも、「学生さんならむしろ書き込み役立つかも」と書いておくと、 これまた高値で売れます。 まぁ、私が授業中に書き込んだものなんですが(笑) 学習用の本であれば、事実、役に立つはずですよね? 友達にノートを借りるのと同じ効果があるはずです。 購入者はきっと、同じことを学んでいる仲間なんだと思うので、 あなたもがんばってね〜という気持ちで、送り出しています。 同じMBAスクールの後輩だったりしたら、面白いですよね。 古本の転売(せどり)で月に何百万と稼ぎ、 もう何年も会社経営している友人もいますが、 私にとっては、あくまで積ん読防止&モノを溜めない工夫なので、 儲けるためにやっているわけではありません。 とはいえ、本を売る作業に5分もかからないといっても 数十円のためにやろうという気にはなれないので、 定価と変わらない金額で売るために、工夫が生まれます。 一見小さな世界の話ですが、 こういうことをしていくことで、起業の感覚って養われていくんじゃないかな。 価値を見つけて、教えてあげること。 そうすることで、ゴミ同然の書き込み本が、 誰かにとっての貴重な一冊になるんです。 これは商売の基本だし、エコな発想でもありますよね。 もしも、古本を買って書き込み →次に買った人が書き込み →また次の人が書き込み ・・・と3人くらい繰り返したとしたら、 「ラクガキだらけの読みにくい本」になるはずです。 でも、「重要ポイントが網羅されてる参考書」として きちんとその価値を見つけて教えてあげる人がいたなら、 「むしろその本がほしい、3倍の値段でも欲しい!」という人もいるかもしれません。 あなたにとって不要なもの・当たり前のスキルが、 他の人にとっての宝物になるかもしれない。 一度、そんな目で見回してみると、 色々と天職のヒントが見つかるかもしれませんよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.20 18:38:27
コメント(0) | コメントを書く |