プロのイチジク農園。 防鳥ネット構造を参考に
近くにあるプロのイチジク農園へ再び行って参りました。イチジク農園にとって防鳥対策は不可欠。現在の私にとっても同様の課題であります。さらに鳥だけでは無く害虫対策も考えなくてはなりません。プロの方はどの程度のネット作りをされているのか参考にさせていただこう。台風に対する強度もありますから。 結論から申しますと、実に簡単でラフな作りでありました。まずは巨大イチジク農園の全景から。基本は単管パイプをジョイントで組み、あとはネット張りするのみ。良くHCで売っていますが、まさにそのものです。上部 ↓天井部分は大きな網目です。側面は5mm角くらいの升目です。ネットの押さえは ↓亜鉛メッキしたチャンネルに波型のバネ効果を持たせたワイヤーでネットを挟み込んであります。チャンネルはビス止めしてあります。これらもHCで売っているものです。ネットの高さは2m。下部 ↓ベース部分はφ22の単管に押さえのクリップで挟んでいるだけです。ネットは恐らく100m単位ですから、その継ぎ目は強固なヒモで縫うようにしてあります。良く見れば実に簡単な作りです。 最近思いますのは、もうこれしか無いように思えてきました。鳥避けはもちろんですが、問題は害虫をどの程度防ぐことができるのか。ネットの網目はできれば2mm角くらい。 (アブラムシは諦めます)最大のポイントは袋かけを省けるのか。ここが最大のポイントです。その他、できれば雨避けができる構造にできれば最高です。(害虫の種類・大きさをもう少し勉強する必要があります。)以上私の空想の一幕でした。 最後にここの農園、プロだけあってイチジクの出来栄えは流石です。品種はドーフィン。熟したドーフィンはスーパーで売っているものより大実でした。おいしそうなドーフィンです。栽培技術はかなり高いものがありました。