日本一の果実栽培をめざして

2009/09/26(土)18:30

カミキリ虫の幼虫(てっぽう虫)大捕獲。

確かに今年の夏こんなのがいたなあ~。ゴマダラカミキリ。(2009/7/12撮影)まだ枝を食べているうちはかわいいんだが。このカミキリムシ、家では最悪の害虫です。これのおかげで何本の果樹が枯れたことか。今年もこれのおかげで数本が危機的状況になっています。今日、意を決してやることにしました。カミキリムシの幼虫(てっぽう虫)大捕獲です。まずはこれから。これはリンゴの木の根元付近です。このおがくずからすると2匹はいるはずです。まずは右側から。少しづつ発掘していきます。いました。まず1匹目を捕獲。次は左側です。いました。2匹目を捕獲。2匹目はかなり幹の奥深くまで食い荒らしていました。土をかなり掘り下げてこないと発見できませんでした。ただただ根性です。幹に穴が開いているのがおわかりだと思います。この穴を序々にたどって行けば必ずたどり付くはずです。リンゴの木は以前【つがる】と【富士】の2本をこれにやられました。植え替えたリンゴは【YDこうとく】ですが、まだ幼木で幹の太さはまだ6cm程度。今回幹の奥行き3cmくらいは食われているので、木にとってはかなりダメージがあるはずです。リンゴの木はこれで完了です。次はイチジクです。イチジクも過去に3本これにやられています。さて行きましょう。まずは退治して完了後の木の写真から。写真右下根元付近と左上切断した枝の付け根付近の2ケ所です。まずは根元付近の右下から。これかなりの小物です。1cmもありません。まだ子供でしょうか。次は左上です。こちらはさきほどの小さいのと、この大物の2匹がいました。このイチジクはフランス産の【グッドー】ですが、樹勢が強く今までにかなり強剪定を行っています。このように切った枝の表面部分は朽ちて柔らかい表面になっているので、てっぽう虫も容易に入って行けます。木が強いうちはてっぽう虫が木に穴をあけると木はヤニを出すため容易に突き進むことはできません。ただ木が弱いと一気に行きますから時間も早いです。これで5匹です。次に行きましょう。今度はみかんです。このみかんは先日紹介した極早生の【日南の姫】です。かなり前から食い始めていましたが、なかなか付き進めなかったようで木の表面付近にいました。でもこれ見ると痛々しいです。今度果樹用パテで穴埋めしておきます。余談ですが、今日スーパーで熊本産の極早生みかん【肥のあかり】を見ました。日南1号を親に持ち、9月下旬から収穫できるみかんです。ただ売られてたのを見ると小いさ~。子みかんみたいです。これなら2口で行きそうな感じです。今スーパーでは九州産青みかん最盛期ですね。話はそれましたが今日だけでてっぽう虫6匹の大捕獲となりました。前々から気になっていたので、これでちょっと安心しました。でもまだいるかもしれません。しばらく新しいおがくずが出てこないか注意して見る必要があります。てっぽう虫はスミチオンで退治できますが、奥深い所にいると木の表面に散布しても届きません。それに果樹がなっていると薬剤散布は好ましくありません。おかくずを頼りに自分の目で少しづつ発掘して行くのが確実です。根気が要りますが。なかなか体が動かず、ここまで気合を入れるのにかなり時間がかかってしまいました。やれやれ。   

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