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地球温暖化でCO2が問題になっていますが、イチゴなど植物にとっては重要な成分です。イチゴ農家の方はこれからクリスマスに向けて大忙しのことでしょう。この時期のイチゴは当然ハウスイチゴになります。 ハウスイチゴのハウスの中ではある工夫がされています。それは【CO2濃度を外気より高める】ということ。 イチゴも植物です。光合成を活発にしないとたくさんの実を付けません。光合成ってだったけ?まずは大昔やった化学の知識を呼び起こしましょう。光合成は植物が水と空気中のCO2(二酸化炭素)を吸収してデンプンや糖類などを作り出すこと。 冬の外気のCO2濃度は350ppmくらい。これを2.5~3倍の800ppmくらいにすると光合成が活発になってきます。(ちなみにppmという単位は1ppm=1万分の1パーセント) ではどうやって?一般的には灯油などを燃焼させた排気ガスを利用します。ガスや化石燃料を燃焼させると排気ガスの成分に今問題のCO2を発生します。燃焼状態にもよりますが5%以上の濃度で出るでしょう。植物にとってはこんな%単位の高濃度のCO2は必要としません。そこでファンなどを使ってハウス内の空気と混ぜます(循環させる)。(自分だったらCO2センサー・燃焼装置・循環ファンを連動させてCO2を一定に保つ自動運転のシステムを作ります。実際のハウスはどこまで自動化が進んでるんでしょうね。) 日中イチゴは光合成をするため自分でCO2濃度を低くしてしまいます。CO2がないといけないのに逆に自分でCO2を低くしてしまうわけです。それでCO2を植物が活発に光合成ができる濃度まで強制的に高めます。特に冬場日照が少ない日本海側はより効率的な光合成が必要で有効な手段になります。約20~30%収量UPにつながるとのこと。
我が家は路地でわずかばかりのイチゴで楽しんでいます。庭で日が良く当たる南面で花を咲かせているのを見つけました。春を待ちわびながら少しづつ成長して行きます。春よ、は~やく来い。甘いイチゴ、待ってますよ~。紅ほっぺなどの品種も増やしてみようかと思っています。
暖房で石油ファンヒータの家庭なら部屋のCO2濃度は十分で、イチゴを窓際族にしておけば絶好の条件でしょうね。
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勉強させて頂きました。
露地栽培で、今咲いたいちごが収穫出来るとは驚きです。我家では休眠してしまい、お花もしぼんでしまいます。それに、この時期は日当りが無いので、春からの収量がとても少ないです。それでも、やってますが(^^) (2009/12/21 10:28:20 PM)
かいづさん
路地でも家でいう所の縁側のような暖かい場所があります。南に面した塀の前などは北風も防いででくれて暖かです。 かいづさんの所のイチゴは虫に食べられて残念でしたね。 クリスマスケーキ用にちょうど良いと思っていましかが。 イチゴも春までちょっとひと休みですね。 (2009/12/21 10:44:50 PM)
メロンもCO2濃度高くして栽培してますよね。
今年は暖冬だから何時もより収穫時期がかなり早まって イチゴ農家は困ってるとニュースで見ましたが。 ワイルドストロベリーなら日の当らない日陰でも そんなの関係ねェ~とばかりに花が咲いて実が出来てます さすがに味は今の時期落ちますが。 野生は強いね~。 (2009/12/21 11:42:19 PM)
りるる猫屋さん
光合成を行う植物全般に言えることかもしれませんね ワイルドストロベリーはそんなに強いんですか。 日陰でも育つのは助かりますね。さすが名前のごとくですね。 果樹も品種によっては半日陰でも育つものがあるので、そう言ったものはなるべく北側に植えるようにしています。 でもやっぱ陽だまりが好きなものが多いです。(人もですが) (2009/12/22 06:08:20 AM) |