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カテゴリ:つれづれなる日記
先週からまた別の本を読んでます。
『希望格差社会』という本です。 1日1章ずつ読んでいます。 今日は3章まで読みました。 最初はタイトルの希望格差という言葉が分からず、 いろんな人が自ら望んで(希望して)格差がついている という意味かな、と想像してましたが だんだん読んでいくと人々が2極化していく中で 希望の持てる人ともてない人に分かれていく というような内容のことらしいということが分かってきました。 今の世の中は2極化が進み その格差が埋めにくい状態になっていて 溝を越えることが不可能に近いと 希望が持てなくなってくる、というものです。 又、社会全体がリスク化していて 自己責任の中で存在するさまざまなリスクに対しても 2極化した上の部分に属する人は 力があるのでリスクを回避したり、軽減することができるが 下の部分の人はそれすらもできない状態になっている ということです。 まだ途中ですが、結構納得できる部分が多いので 買って読もうかな、とも思ってます。 なんか、こういう本を読んでいると 本当にこのままでいいのかと いろんな事について考えてしまいます。 自分が2極化の上部に属していればそれでいいとかではなく、 あまりにも大きな格差が生じてしまうのは 今後の社会のために大問題です。 とはいえ、社会全体のことなので 自分だけでどうにかなることでもないし・・・。 特に若い世代の人たちが希望が持てない社会というのは 発展性が乏しく、 もう終わってる感じがしてしまいます。 確かに希望が持てないのがわかるし 先が見えないし、先のことより今のことで精一杯というのも 分かります。 どうしてこんな社会になってしまったのか 個人が逆らうことのできない大きな流れ、なのでしょうが なんとかしないと、本当にあと10年20年経った時 日本はどうなっているのでしょう。 考えるのも恐ろしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.27 23:44:23
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