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まさみのおすすめ北海道

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2006.11.19
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カテゴリ:つれづれなる日記
着物の展示会みたいなものに
無理やり誘われて行ってきました。

着物は見てもわからないので
いろいろ進められたけど
もちろん買いませんでした。
着物に50万も使う気には到底なりません。

私が強く勧められたのは
普段着用のかすりの着物だったのですが
それが「なんとか織り」(もう名前も忘れてしまった)
という珍しい織物だというのです。

この織物ができる人がもう日本に1人しかいなくて
最近1人の若い女性が後継者としてやることになり
修行中だとか・・。

織物ができるまでには
職人芸みたいな技術は別としても
ものすごい労力と時間がかかります。
そう考えると、帯や着物が何十~百万円とかするのも
納得がいきます。

1日に10センチくらいずつしか作れなくて
帯が1本できあがるのに3ヶ月くらいかかるそうなので
その間の日当とか考えたら
相当もらわないと割が合いません。

でも、現実問題
そんなに高価だったら
ごく限られた人しか買わなくなります。
需要がなくなれば作る必要性も少なくなり
織物職人の仕事も減り、生計を立てられず
仕事として成り立たなくなり廃業。
伝統工芸技術は廃れてしまう。

なんか、そういう構図が頭の中に浮かび
これは、ゆゆしき問題だな、と思いました。

着物は全然ほしくなかったけど
日本古来の技術を残すためには
買わなければならないのでは?なんて
変な使命感さえ生まれました。

着物を着る人も少なくなり
せっかくの日本の着物を作る技術も
どんどん衰退していくのかと思うと
少し残念な気がします。

自分では買わないけど
でも、ああいう日本の文化は
誰かが継承し、後世につなげていってほしい気もします。

時の流れとともに変わっていくのが文化だし
仕方ないものなんでしょうけど。

どうも、レアなものを保存するということが好きなので
伝統工芸技術もなんか、同じ感覚で捕らえてしまいます。





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Last updated  2006.11.19 21:42:14
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