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テーマ:映画を見たよ(4)
カテゴリ:映画
2003年の篠田監督作品。
篠田監督は女優、岩下志麻の旦那様。 スパイ・ゾルゲは実在の人物。 第2次世界大戦前後の日本をゾルゲの視点で見た物語。 中国のロサンの言葉が冒頭にテロップで出される。 はじめは道はなかった。 たくさんの人が通ったあとに道ができた。 それを希望という。 そんな言葉だった。 日本人のスパイ役に、もっくん。 彼は美しいね。爽やかに演じている。 彼が逮捕され、まもなくゾルゲが逮捕される。 そこから、回想シーンで始まる物語だ。 4人のスパイが登場するが、それぞれに、 平和を願ってやまない心ある人々だった。 日本をスパイの目で見たらこうだったんだと、 改めて、歴史の1ページを見た。 「そうだったんだ」と目からうろこが落ちた。 この映画の音楽担当が池辺晋一郎だった。 私は先日、彼の指揮で彼の作品を合唱団で歌ったので、 直接指導を受けた。 彼からこの映画のリメークをしていることを知った。 8月に音楽の収録が終わったとのことだった。 2003年の映画を見ていないので、 見なければ話にならないから、見る動機はそういうことだ。 音楽的で伝わるものは大きい。 彼ら4人が死刑になったあと、時が流れ、 ベルリンの壁が壊されるシーンで、 エンディングで「イマジン」の曲が流れる。 テロップで「想像してごらん。国境のない国を。…」 静かに見終わった後の、エンディングロールで、 じわじわ感動が広がり、涙がボロボロこぼれた。 ぜひ見て欲しい作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.20 06:16:33
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