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テーマ:家庭看護日誌(14)
カテゴリ:家庭看護
妹一家が男の子二人とビーグル犬を連れて、
4人で押し寄せてきた。 とにかく騒がしい。うるさい。 我が家は大人ばかりの家庭なので、 子供がいるということで、くたびれてしまう。 盆暮れ正月はきまって、あの子達の嵐のような、 騒がしさが押し寄せてくる。 今回のように家庭看護をしている場合には、 正直言って、大変になってくる。 母は77歳になるが、まだまだ現役の保健師をしている。 いわゆる退職後の保健師として、健康保険組合等との契約で、 家庭訪問などの仕事をしている。 収入があるために、高齢者であっても、 医療費は健康保険使用でも3割負担なのだ。 それが、父は年金だけの収入であるが、 夫婦合算という考え方で、父までが3割負担となるのだ。 母は収入があるから、私の扶養にはなれず、国民健康保険だ。 父は収入がないので、私の扶養で、政府管掌保険だ。 それでも収入に関しては、夫婦合算の原理が働くのだ。 おかしな話だと思う。 父だけでも1割負担にしてほしいものだ。 夫婦で別の財布で生活している人たちは、どうなるのだろう。 訪問看護師が訪問するたびに、 約10,000円の3割負担だから、 3,000円になる。 それに交通費を1,000円プラスされる。 それがひと月4回あるから16,000円。 24時間体制のオンコールを取っているので、 月額2,500円くらいかかる。 重症管理加算が月額2,500円くらい。 そのほかに点滴代が3割かかり、外来診察代が3割。 そのうち、訪問診療代が3割。 それでも入院するよりは経済的だと言える。 それよりも何よりも、家庭で看護ができれば、 本人にとっても家族にとっても、 より良いことだと思う。 父はわがままが言えて良いし、 家庭内ならばいびき問題も、大声で話をしても、 誰からも苦情は来ない。 母はあの年になっても、父とダブルベッドで寝ている。 可哀想だから、一緒に寝てあげているのと言っている。 訪問看護体制を取るときに、ギャッジベッドのレンタルを検討したが、 要介護度2にならないと、ベッドレンタルができない。 現在のように、杖歩行では、おそらく要支援程度だから、 自費扱いとなり、1ヶ月10,000円程度となる。 ベッドは検討事項となり、様子を見ようということになった。 母は昔は看護婦をしていた時代もあるが、 高齢だから、もう、点滴を入れることは無理だと思う。 年末年始、点滴係をしていたので、 どこにも行かず、どこにも行く気にもなれず、 親孝行をする気持ちで、させて貰った。 だから、1月4日のランチタイムで、病院の隣のスーパーで、 お弁当を買ったとき、今年初めての買い物だと気が付いた。 珍しく、お正月三が日は家にいたことになる。 妹の旦那様が言うには、 「僕の知っている限りでは、お正月家にいたのは、 今回初めてじゃないの」 そうかなあ。そうかもしれない。 神仏の配慮で、親孝行をするように、 私を点滴係にさせてくださったのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.05 00:36:23
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