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カテゴリ:2-4・レッスン(様々なタイプ)
ちょうど1か月前、
4月16日に「のってきた男の子」の日記を書いたのですが、 小学5年生の男の子です。 もともと、暴れん坊タイプで、1年生から習っていますが、 ピアノを両手でバンバン叩いたり←とりあえず来たら叩く(T_T) 空っぽのレッスンバックもってきたり 今自分が何の曲を練習しているかもわからなかったり。 とりあえず、時間通りには来る。 遊び帰りの泥んこで。 レッスン中は、まず話は聞かない。 聞いているかもしれないけど、そっぽ向いているような。 そして、いっつもふてくされる。 そんな子でした。 今年春くらいから、誰よりも初見やいろんな事を覚えていたり、 弾きたい曲をぽつぽつ言うようになったり。 おや?? いい感じに突入かな??? の兆候が見え隠れでした。 やっぱり、のってきたのは幻ではなくて、着実にのってきています。 ゴールデンウィーク中はレッスンお休みでしたが、 レッスンの内容は、今のところ ●伴奏づけやカデンツなどのソルフェージュ的なものや、ハノン ●ドリル的な短い曲 ●ブルグミュラー あと、お楽しみ大曲として、 ●ショパンのOp69-2 この4本立てです。 普段のレッスンでは、曲1曲だけみる。 という事はしていません。 発表会がせまると、1曲のみのレッスンにします。 相変わらず、課題は家でがつがつやりません。 でも、レッスンの集中が違う。 今までは、とにかく、集中ができない。 そして、できないと、どうせイライラしちゃうから、長続きしないで踏み込めない。 とりあえず、なんとなく、楽譜を見たかな?? で、終了して、他の課題へいく。 その、繰り返し。 むしろ、家で課題をやるなんてことがない分、 レッスンで、私が楽譜を読ませる。 イライラしつつも読まねばならない。 で、読んだころにはあきる。 毎回毎回、 この子はレッスン、つまんないだろうな~~。 そんな事も思いつつ、 私も外せない部分は、妥協はしたくないので、おだてつつ、叱りつつ・・・ そんな子が・・ スケールやカデンツや読譜は、毎回、やらねばならない状況でしたので、 どうやら、本人には確実になっている模様。 諦めないでよかった。 ハノン、小さい曲、大曲 これも、指の使い方、腕の使い方、 話を聞くんですよ!! 今までは、そんなこと聞くはずもなく、 「ハイハイ、弾きましたよ!!」 みたいな弾き方だったのに。 私が、 「この最後のフレーズは、指のお肉意識して、こうやって力を抜くんだよ」(実演) おぉぉぉ 話を聞いてる!!!←この時点で、びっくり。 視線が い、痛い♪くらいに、見てる(^-^)♪ 彼が弾く時にも、 そのフレーズ最後の時に 「♯ファ~、ソファ♯ドレシお、にく~♪」 「♯ファ~、ソファ♯ドミレお、にく~♪」 「おにく、おにく」で責めましたよ~。 一緒に歌いましたよ。フレーズを意識してもらいたくて。 相当、最後のフレーズは気にしてやさしく弾こう、弾こうとして、 こらえきれなくなって本人 「(笑)(笑)おにく、おにく、おっかし~よ!!」 でも、弾き方を意識するようになるなんて、 ほんとにうれしい。 わたしの「お、にく~~♪」のあいのてにも、熱が入ります! とりあえず、ひと山突破ですね。 彼はいつも 学校→ピアノ→塾コース たまたま、塾がおわる夜時間、お休みの子がいたんです。 半分冗談?で 「今日、なかなかうまいじゃん!!塾が終わる○時ころ、時間あいてるけど、ピアノ来てもいいよ~(笑)」 「え~。来る!!!」 おぉぉぉ・・来るのか! びっくりでしたが、来ましたよ。 一応、お母さんに電話をして、了解をとって。 お母さんも、最近の上達っぷりに目を細め中ですから。 5年間。長かったな~。 バトルの日々が。叫んでいたレッスンがようやく、穏やかに♪ 一生で考えたら、5年なんて取るに足らない年数。 まだまだなんですが、ちょっと肩の荷が下りたような気分でさわやかです(^-^) まだまだ、先は長い。 がんばれ、がんばれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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