2008/06/30(月)09:26
♪学校の先生の話
私の、学校の先生の思い出です。
小学生か、中学生だったか・・
いっつも問題を間違える子がいました。
日々先生にも叱られていて、
その子は、問題あてられると、いつもうつむいていました。
まわりのクラスメートも
やっぱり担任の女の先生が、「もう!!」みたいに叱っていたので
「この子はできない」
そんなイメージが、まわりにも浸透していました。
出来ないのが普通。
そんな感じで。
クラスがそのままで、授業の担任がたしか、変わったんだと思います。
おもしろそうなおじさん?みたいな風貌の先生でした。
相変わらず、その子は、当てられてもうつむく事しかしませんでした。
まわりの活発の子が、
よかれと思って言ったのでしょう
「先生、だめだよ当てたって、絶対わからないから!」
そしたらその先生が
「え~なんでだ!??学校は間違うところだよ。知らないのが当然なんだ。わからないから学校にきてるんだろ??なんでだめなんだ??」
「・・・・」
そして、そのいつも出来ない子はボソボソ答えてました。
ていうか、わかっていました。
それから、
クラスメイトも成長したのもあるのか、
そんなこと誰も言わなくなりました。
大人の、先生の発言って大きいですね。
いまだに、印象に残っている学校の授業風景です。
そして、私が高校生の時。
結構、勉強バリバリする学校に行ってしまったんですよね。
当時、2年だったかな?
普通の大学受験するわけではない事に決めてからは、ますます勉強に気合が入らない。
私にとって、数学も英語も古典も全く興味の対象外。
そうなると・・・
しませんね~。勉強。
必要性を感じなくなれば、まったく見向きもしません。(私の場合)
勉強しなくなれば、当然わからなくなる。
わからないから、つまらない。
私は極端なので、
卒業できればいいや~
その、ギリギリでやっていこう。
危ないとこでしたよ(笑)
バンドとかもやりだしたり、本格的に音楽に夢中になり出した頃。
数式覚える時間を、曲練習に出来ないか?
スタジオ代捻出するために、バイトももっとやりたい。
そんな、短絡的な?高校生(笑)
考えはしっかりしているつもりだったけれども、
しょせん、高校生。
当時の英語の先生が、ある、テレビで有名な歌手のお兄さんだったんですよね。
英語のテスト後呼ばれましたよ~。
「君は、音楽やっていきたいんだよね。素晴らしいことだ。この年齢で将来どんな事をやりたいか考えられるのは、この学校で何人いるかな。とても素晴らしい!!
確かにここの学校の試験は、難しい。しかし、最低限の基本は勉強しなさい。大検うけようなんて考えてないかい??卒業するために勉強した方が、楽だぞ~~。
しかも、英語は、やっていてもいい勉強だ。うちの姉も、歌詞を書くのに、聞きに来るからな(笑) 君にはレポートを出してもらおう!!」
そんな・・高校時代。もう、お見通し。
私が思うより、たぶんひどかったんですね~~(T_T)
でも、
やっぱり、褒められたことがすごく嬉しかった。
その、英語の先生。
登下校で、私を見つけるといっつも追いかけてきて、
「音楽やってるか~~!!」
「明日の昼休みあいてるから、勉強に来なさい!!」(え~~~!!)結構、めんどくさかったんですよね。
朝会うと、いっつも学校までの道のりを一緒に行くんですよ。
そして、いつもいつも
「将来考えられるのは素晴らしいことだ。」
ほめてくれるんですよ。
その時はめんどくさい先生だったんですが・・・
今となれば、とても、素敵な先生だったな。
そんな気もしています。
当時は、気づかないですね~(笑)
子ども時代、学校や習い事でたくさんの先生に出会いましたが、
印象的な先生はたくさんいますが、
この二人の先生は、鮮明に思い出します。
多分、気持ちのどこかで、そんな先生になりたいと思っているのかもしれないな。
私は学校の先生ではないけれども、そういう、先生像があるのかも。
そんな、思い出話です。