♪音楽教室日記

2008/06/30(月)09:26

♪学校の先生の話

4・学校(先生・音楽授業・合唱コン)(38)

私の、学校の先生の思い出です。 小学生か、中学生だったか・・ いっつも問題を間違える子がいました。 日々先生にも叱られていて、 その子は、問題あてられると、いつもうつむいていました。 まわりのクラスメートも やっぱり担任の女の先生が、「もう!!」みたいに叱っていたので 「この子はできない」 そんなイメージが、まわりにも浸透していました。 出来ないのが普通。 そんな感じで。 クラスがそのままで、授業の担任がたしか、変わったんだと思います。 おもしろそうなおじさん?みたいな風貌の先生でした。 相変わらず、その子は、当てられてもうつむく事しかしませんでした。 まわりの活発の子が、 よかれと思って言ったのでしょう 「先生、だめだよ当てたって、絶対わからないから!」 そしたらその先生が 「え~なんでだ!??学校は間違うところだよ。知らないのが当然なんだ。わからないから学校にきてるんだろ??なんでだめなんだ??」 「・・・・」 そして、そのいつも出来ない子はボソボソ答えてました。 ていうか、わかっていました。 それから、 クラスメイトも成長したのもあるのか、 そんなこと誰も言わなくなりました。 大人の、先生の発言って大きいですね。 いまだに、印象に残っている学校の授業風景です。 そして、私が高校生の時。 結構、勉強バリバリする学校に行ってしまったんですよね。 当時、2年だったかな? 普通の大学受験するわけではない事に決めてからは、ますます勉強に気合が入らない。 私にとって、数学も英語も古典も全く興味の対象外。 そうなると・・・ しませんね~。勉強。 必要性を感じなくなれば、まったく見向きもしません。(私の場合) 勉強しなくなれば、当然わからなくなる。 わからないから、つまらない。 私は極端なので、 卒業できればいいや~ その、ギリギリでやっていこう。 危ないとこでしたよ(笑) バンドとかもやりだしたり、本格的に音楽に夢中になり出した頃。 数式覚える時間を、曲練習に出来ないか? スタジオ代捻出するために、バイトももっとやりたい。 そんな、短絡的な?高校生(笑) 考えはしっかりしているつもりだったけれども、 しょせん、高校生。 当時の英語の先生が、ある、テレビで有名な歌手のお兄さんだったんですよね。 英語のテスト後呼ばれましたよ~。 「君は、音楽やっていきたいんだよね。素晴らしいことだ。この年齢で将来どんな事をやりたいか考えられるのは、この学校で何人いるかな。とても素晴らしい!! 確かにここの学校の試験は、難しい。しかし、最低限の基本は勉強しなさい。大検うけようなんて考えてないかい??卒業するために勉強した方が、楽だぞ~~。 しかも、英語は、やっていてもいい勉強だ。うちの姉も、歌詞を書くのに、聞きに来るからな(笑) 君にはレポートを出してもらおう!!」 そんな・・高校時代。もう、お見通し。 私が思うより、たぶんひどかったんですね~~(T_T) でも、 やっぱり、褒められたことがすごく嬉しかった。 その、英語の先生。 登下校で、私を見つけるといっつも追いかけてきて、 「音楽やってるか~~!!」 「明日の昼休みあいてるから、勉強に来なさい!!」(え~~~!!)結構、めんどくさかったんですよね。 朝会うと、いっつも学校までの道のりを一緒に行くんですよ。 そして、いつもいつも 「将来考えられるのは素晴らしいことだ。」 ほめてくれるんですよ。 その時はめんどくさい先生だったんですが・・・ 今となれば、とても、素敵な先生だったな。 そんな気もしています。 当時は、気づかないですね~(笑) 子ども時代、学校や習い事でたくさんの先生に出会いましたが、 印象的な先生はたくさんいますが、 この二人の先生は、鮮明に思い出します。 多分、気持ちのどこかで、そんな先生になりたいと思っているのかもしれないな。 私は学校の先生ではないけれども、そういう、先生像があるのかも。 そんな、思い出話です。

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