♪音楽教室日記

2008/12/06(土)02:33

♪いとしのエリー

13-3・音楽(曲・ジャンル)(126)

今日は、年末の発表会に参加する子ではない、 レッスンでした。 たまたま。 今年は、サザンが活動休止ですから、 なんとなく、予備的に、 いとしのエリー(ハ長調)のコード付きメロディー譜を装備していました。 「これ知ってる??」 最初の子が知っていた事をきっかけにみんなに聞いたら その問いに、 下は小学生6年生から、上は大人まで、100%知っていた。 は~。 サザンの力はどこまで及んでいるのか。 びっくりです。 「今日の初見大会、これにしない??」 私のレッスンでは、必ず、 こんにちわのあいさつ代わり?に、 初見大会をします。 別に大会ではないのですけど。 ウォーミングアップ程度に。 100% 「あ、やりたい」 でした。 レベルも様々ですから、 求めるところは違います。 こういう、歌ものは、 フレーズ感覚が養われるのです。 (と、私は思う) はじめに、 気楽に、連弾的に私が伴奏弾きつつ、生徒はメロディーを弾く。 レベルの高い子に求めるのは フレーズ感覚 「息継ぎどこにした?」 「なんで、ここで、息継ぎしたの??」 「起承転結は、どうやってわける??」 「段落はどこになる??」 矢継ぎ早に質問オンパレード。 歌ものは、息継ぎ感覚がつかみやすい。 歌詞を知らなくても、想像で、 「歌手なんだから~。もっと息続くでしょう」 「そこまで、息継ぎなしなら、苦しいでしょう」 もしも、歌詞が分かっていれば 「エリ~って言うところだから、もっとやさしいでしょう」 「エリーーーーーって、下品に呼ばないでしょう」 とか、 歌ものならでは、の、フレーズ感覚が養われます。 その感覚を普段のレパートリーで再現できるようになれば 文句なしです。 初見的にできる、よく知っている曲。 これはこれで、とても有意義です。 まだまだ必死レベルの子には、 この手の曲は、 16分音符沢山出てきますから 変に突っ込んだり、符点があったり、と、結構リズムトレーニングにもなります。 ハ長調楽譜でしたから。 これもまた和音の説明にも、結構使えます。 いろんな出版楽譜がありますが この曲は、ドミナントモーションが沢山出てくるし 和音進行にも結構使えますから。 普段のヘビーなレパートリーは、それはそれで。 コードネーム、和音進行、フレーズ、リズムトレーニング、ちょっとした曲分析。 曲を使って出来る。 皆が知っている曲。 これはとても使えます。 発想の転換で、 たったこの1曲で、学べるべきことは沢山あるのです。 本人は、 ちょっと知っている曲を初見的にウォーミングアップ ですけど、 いえいえ!! どれだけいろんな事が学べるか♪ 転がってます。 どんな曲にも学べる事が。 それにしても 大ファン経験のないサザンですが、 今年は、旬ですから~。 旬の曲で、ソルフェージュ力♪ 食い付きが違いますからね 生徒達の。 サザン・・強し。恐るべしサザン・・

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