2009/07/14(火)23:22
♪2個のばすって??
リズム感がいい悪い、って
これ一言で済ませてしまえば簡単なんですが
結構、至難の業なのです。
たとえば。
二分音譜は、2拍分のばす、2個のばす。
ですけど。
これ、簡単ととらえますか?
難しいととらえますか??
だって、2個って
どんな2個??
難しい感じが漂います。
よく考えたら。
このリズム。
1,2,3
のカウントに合わせて、打てば、なんてことないのですけど、
自力でやると
12、さ~~~~ん
みたいに、
1、2が、超早くカウントしてしまう事もあるのです。
この感覚を打破するのには、
やっぱり日々の、
カウント感覚だと思うのです。
二分音符を二個伸ばすって知っていても、
二個伸ばせなければ、意味がないのです。
たとえば。
「この曲は3拍子だよ」で、
1,2,3
ってしっかりカウント取ることができるかな?
頭の1拍目だけ、強く打つとか。
そういう感覚も。
だから、たとえば
私が3拍子の曲を弾いて、
カスタネットでも、タンバリンでも
1,2,3って打てる事。
ここはソルフェージュの基本中の基本だと思うのです。
親御さんにとって見たら、
結構、どうでも良さそうに見える事なのですけど(笑)
3拍子で1,2,3ってカウント取れること
4拍子で1,2,3,4ってカウント取れること。
これは、体の感覚なのかな?脳の感覚なのかな??
難しく言えば、
有るメロディーにたいして、淡々とカウントをとる。
これって、ポリフォニックな事かも知れない??
とは、言わないにしても(笑)
耳から聞こえるメロディーにある意味反して
淡たんと、カウントをとる。
考えたら、すごく高度な事かも~
そこの土台を踏み外すと、
先に行っても、何かが違ってくるのです。
どうでもよさそうに見える、カウント感覚。
小さいうちにきちんと取り組んでるべきな気がします。
何事もなく感覚で出来る子もいますけど
出来ない子もかなりいます。
先へ進んでしまってから気がつくと、
結構大変。
確か、ハンガリー?違ったかな??国名がやや自信ないのですが、
6,7,8歳くらいまでは
ピアノに触らせる前に、
徹底的にリトミックという教育が多いとも聞きました。
ついつい。
移動の子も含めて、
弾くことのみにこだわった形が多いのですけど、
そこにぴったりはまる子もいれば
まったくはまらないで、とりかえしつかない子もいるのですよね。
目先の達成感だけにとらわれないように。
しかし、
足踏み感覚にならないように。
最初ってやっぱり肝心だな。
5年後には、違いが出てるはずだと思う。