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カテゴリ:2-4・レッスン(様々なタイプ)
お宅へ出張してる生徒の一人で、
小学生の男の子がいます。 彼を教えることになった経緯は まあ、複雑なのではぶきますが、 紹介されたとき 「自閉スペクトラム圏内の・・」 と、言われてうけもつことになりました。 ひとことでいうと、 ちょっと発達に心配があるかもしれないというお子さんです。 正直、話だけを聞いた時は、かまえます。 専門家でないので、 どういう風に指導できるか、私でいいのか??って やっぱり思いました。 実際彼の指導をして月に2回程度ですが 3年近くたちます。 私が想像していたよりも、 心配も少なくて、 個人レッスンですから、 困り感も感じず、 普通のレッスンとそうかわらないな。 そういう印象の方が強いです。 彼の場合は、ですが。 たしかに、ゆっくり進度ですが 特別ゆっくりだなって思うほどでもない。 私にとっては、レッスンをしていて得るものの方が多いです。 音楽療法を学習していた私にとって、 そこの学習部分が現実と結びつく部分もありました。 彼のお母さんからのお話しで、 現在の特別支援教育の話や 色々な事を教えて頂きました。 彼は、通常学級で学習していますが、 都下なので、人数も多く 1クラス40人マックスだそうです。 担任の先生が変わるたびに 受け入れのいい先生だとうまく生活できるけど 受け入れの悪い先生だと、 「特別支援級に移動したらどうか?」 そう言われるそうで 新年度になるとお母様お疲れのご様子です。 お母様がおっしゃるのに、 本人ありきでなくて、 担任によりけりという状況を実感される話を、とてもよく聞きます。 学校ではいろいろな状況があると思うので 私はよくわかりませんが、 インクルーシブ教育が文科省で推進されたそうです。 インクルージョンとは包括という意味があって、 障害児だけでなくて、すべての、誰でも。 日本はそれほどなくても、移民とか、そういう意味合いも含めるそうです。 文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会は7月から、 特別支援教育の在り方の再検討を始めました。 障害者権利条約の締結を視野に、「インクルーシブ教育システム」 を構築することを目指すとしています~ベネッセ教育サイトより~ その程度しか私はわからないので 議論は言えないですけど。 レッスンでの彼は たとえば、どの子でも 大変だったり困ったりはありますから(笑) そこのラインにしか感じないような子です。 でも、お母様は、色々悩まれて 縁があって私がレッスンすることになりましたが、 悩むっていう時点で、 ほんとは、おもしろくない話な気がします。 現実のインクルーシブ教育の実現って きっと何年もかかって出来上がっていくのかもしれませんが、 大きな意味でやっぱり 受け入れる側が 学校だけでなくて、地域でも、習い事でも、 あたりまえに考えないと、いけないんじゃないかな~。 やっぱりもう少し私も勉強しないといけないな。 きちんとお母様とも会話がしたいですし、 彼のレッスンもこれでいいのか もっとよいものを提供できないかって思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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