♪音楽教室日記

2010/12/13(月)22:50

♪明治の文豪と音楽

13-7・音楽(音・本・その他)(47)

中学生の時。 とりあえず、暗記したことがらって、かなり多いです。 当時は丸暗記が多くて 意味も、背景もさっぱり興味なかったですけど、 その薄い記憶が、 大人になってつながる事も多いです。 そんなに、私は、 文学少女でもなかったし 歴史少女でもなかったのですけど、 今となると。 わりと、ちょっと興味を持ちたい分野でもあったりします。 なんでか?っていうと。 これ、音楽と、かなりつながってるからですよ~~。 明治時代の人たちが西洋音楽に触れた話なんて 面白すぎますし、 文明開化の音が、ほんとにしてます。 さらに時代は流れて 戦時中の西洋音楽の規制部分も、 人間規制されると、反抗したくなる部分もある。 そんな部分で音楽が発展した話のおもしろさも 大人になって知った部分です。 オペラを初めて聞いた日本人は 笑いをこらえるのに必死っだったっていう話も かなり、私には印象深い逸話だったりもしています。 私の好きな学校音楽で習った曲の一つで 今も、中学音楽の教科書にのっている事も多いですが、 「椰子の実」   名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ  故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月  旧(もと)の木は生(お)いや茂れる 枝はなお影をやなせる  われもまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ これも、明治の文豪の、島崎藤村の作詞によるものです。 こう、つながると 藤村の本も読んでみたくなる。 そんなこんなで。 島崎藤村。 「破戒」の作者で有名ですよね。 中学の国語で、私は作品名と作者を暗記した記憶があります。 この作品も、 社会の様々な部分で、 絶版になったり加筆されたりの経緯をたどった作品なのですよね。 そして、やっぱり 偉大な明治の文豪らしく? かなり、ヘビーな本人像もあるのですね・・・。 偉大なる音楽家の生涯がかなりヘビーなのと同じく 明治の文豪のヘビーさもびっくりします。 そんな事も知ったのが 私は結局、音楽つながりです。 そしてさらに! 藤村は、なんとーーーー 音楽学校に通った経歴を持っているじゃないですか~~~ 当時はピアノをするなんて かなりセレブな方々だったと思いますが、 裕福だったのですね。藤村。 藤村がフランスに渡った時の話や、 藤村の習っていた先生がショパンが得意な先生だった話。 そして、歌劇からヒントを得て作品を作りたかった話 しかし・・・ 藤村本人は、想像よりも歌劇にがっかりした話を読んだ記憶があります。 結構、音楽つながりなんだ~ 明治時代の文豪は 当時は、新しいハイカラな?西洋音楽を聞いて きっと、その作品にヒントを得ていたにちがいないです。 そんな事をきくと、 日本の名著と呼ばれる作品も 読みたくなりませんか? 私は名著と呼ばれる作品 文学少女でなかったですから、 結局中学時代に学習したもの程度の知識しかないのですけど・・汗 今からでも読もうかな。 楽しめる事はたくさんありそうな気がする。

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