恥ずべき事
今日は、参観日でした。とは言え、こちらの地域は朝から強い雨が降り警報発令結局、子供達は休校親だけ学級懇談・恒例の救命法講習・PTA全体会・個人懇談と、1日学校に居たような感じです。夏休みの学校行事の説明の際、気になっていた事がありました。それは、登校日の事。息子が小学校に入ってから、8月6日の広島原爆記念日は、登校日になっていません。理由はよく判らないのですが、大体5日が登校日になっていました。今年はカレンダーの関係からか、1日に繰り上げ。正直言って、腑に落ちません。私が小・中学生の頃は、8月6日が登校日でした。8時15分には、チャイムと共に1分間の黙祷を捧げ、その後平和学習をしました。先日新聞に載っていた記事ですが、昨年広島市教委が市内の4~6年生を対象に調査した結果、原爆投下の日時を正確に答えられたのは49.6%。驚くべき数字です。一方長崎では、1971年度から8月9日を全校登校日にしているそうです。20年ほど前に、地域のニュース番組でこんな質問をしていました。広島の若者には長崎の原爆投下日時を、長崎の若者には広島の原爆投下日時を。その結果、長崎の若者のほとんどが正確に答えられたにも関わらず、広島の若者は半数にも満たなかったと記憶しています。この違いは何なのでしょうか?広島市教委では、8月6日を平和登校日とするよう、市立全小中学校に通知したそうです。大切な日時を正確に答えられないような街が、平和都市宣言をする資格などないと思います。