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カテゴリ:つぶやき
で、へとへとになって家に帰ってくると
私の発表の結果が気になってしょうがないルパンがベタベタしてきて 「発表どうだった?もう結果もらった?」としつこく聞いてきた。 クラスメートの笑いを引き起こしただなんて ルパンの前ではいつも「クール」で「賢い」女の振りをしている私が言える訳もなく 「うまく行ったし、評価も "sehr gut"(very good)だった」とだけ答えた。 これ以上何か追究されるのも嫌だったので昼寝をすることに。 (私って本当にアホだ) 昼寝すること2時間ほど経ったあと、私は目が覚めてまたぐうたらしていた。 そしてルパンは買い物に行くと言ってでかけて行った。 そして居なくなったすぐそばからわざわざ携帯電話にメールを送ってきて 「今夜はDVDでも見ようか?」と言う。 そんなこと買い物から帰ってきてから言えばいいのに、 と思ってルパンの帰りを待つこと15分。 食料を調達してきたルパンが無事に帰宅してまた私のいる部屋にやってきた。 「何のDVDを見たいの?」 「そうだなー君は何を見たい?」 「わかんないけど、何かいいのがあれば。」 「例えば?」 「だからわかんないよ!何を見たいの?何かある?」 「例えばこれは?」 と言ってルパンは「王様と私」のDVDを手渡してきた。 こないだ買ったと言っていたDVDの配達が今日だったみたいで 買い物に行くときに郵便受けを見たルパンはそれを確認するなり私にメールしたのだ。 そりゃ「王様と私」だったら喜んで!ってことでご飯の後は映画鑑賞会♪ 本当に本当に久しぶりに見たのだけれどよかった!以前見たとき以上によかった! やっぱかなり誇張された表現があるのは認めざるを得ないけれども 音楽と言い、ユル・ブリンナーのお茶目な王様といいやっぱりとってもよかった! ユル・ブリンナーの王様が頑固だけどかなりお茶目で魅力的なだけに 「アンナと王様」のチョウ・ユンファ演じる王様が完璧すぎて親しみがわかない。 そして東洋と西洋の衝突・西洋から見た野蛮な東洋と言う印象はやはり変わらないが この偏見ぶりが今回の鑑賞では非常に興味深く思えた。 そして私は王様とアンナが最後に踊るシーンで涙ぼろぼろ あのシーンはやっぱりええなー!なんつーか胸がきゅんとするなー! 最後に王様が死んでしまうシーンもなんか切なかった。 「本当のお話っぽさ」ではやはり「アンナと王様」には適わないけれども 「ミュージカル」として見た時にはこれはかなり楽しめると確信。 そして欧米人が思い描く「アジア」を知っていると余計に面白い。 私がこの映画を初めて見たときはまだ10代だったし、 アメリカに居たけどまだ「欧米人のアジアに対するイメージ」をよく知らなかった。 だから「なんだこりゃ!」って言う印象の方が強かったと思うのだけれど 今はかなりそういう欧米人の偏見に慣れているせいもあってか 色んな意味でその頃よりも楽しんで見ることが出来た。 ダンスシーンと最後の王様の死んでしまうシーンでぼろぼろ泣く私を見て 今回もルパンはけらけら笑いながら私を慰めて(?)くれた。 そして映画を見終わった後私はこのダンスシーンだけ5回も連続で見続けた。 それだけでも十分アホなんだけれどもずっと涙を流し続けて鑑賞する私。 (でもこのシーンがすごく好きなのさ!) ルパンはそれを見てもっとけらけら笑いながら私を抱きしめてくれて 「君が喜んでくれて本当によかった!」と言った。 映画に対する感想は「まぁまぁ」らしい。 もともとユル・ブリンナー演じる王様は好きだったけれど 今回ますます好きになってしもーた・・・。 へたにロマンチックじゃないところが逆に私にはロマンチックで あの不器用そうな感じなところがものすごく好感持てた。 「十戒」「荒野の七人」にもユルっち出演♪ ってことで夢のような気分のまま寝るとするか~ エトセトラーエトセトラーエトセトラー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.11 08:29:32
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