2008/11/21(金)06:13
心の穴。
友達と卒業したらどうするのかと言う話ををした。
そんなときに、
「フジっ子はまさか日本へ帰らないよね?」
とE君がふってきた。
まさか、と言うのは「彼氏がいるのに」と言う意味だと思うんだけど
私は特にまだ何も具体的に考えていないので
「わからない。」
と答えた。
「フジっ子が日本に帰らないように、
ここに紐でくくりつけておかなくちゃ。」
とE君が冗談まじりで言うので私は笑った。
でも私の横にいたUちゃんは、
「フジっ子がいなくなったら、私の心に穴が開いちゃう。」
と少し切なそうな顔で言った。
それが、本当に切なそうだったので何だか胸がきゅんとした。
Uちゃんとは今年の春にあるゼミで意気投合して以来の仲。
そのゼミ以外では何も共通の授業は無いのだけど
ときどき一緒に学校でお茶をしたり、買い物に行ったり、
電話をしたり、メールを書いたりと仲良くしている。
とにかく一緒にいると楽しくて、笑いが絶えない。
「あのゼミを取って一番良かったのはフジっ子に会えたこと。
このままずっとずっと仲良しでいたい!」
と言うメールをくれたこともあった。
ああ、素敵な友達が出来て本当によかったと思えた。
「フジっ子がいなくなったら、私の心に穴が開いちゃう。」
と言うひとことを今日聞いて、
ここ最近くだらないことでうじうじ悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しくなった。
こんなに素敵なことで溢れている毎日を、
あんなに些細なことで台無しにするのは勿体無さ過ぎる。
また上を向こう。