従軍慰安婦
6月14日のしんぶん赤旗に「元慰安婦の話に高校生衝撃」の記事があった。韓国の元日本軍「慰安婦」イ・オクソン(李玉善)さん(78)は1927年釜山生まれ、高校生を前に体験を語りました。 16歳のとき、中国の延吉にある日本軍の飛行場に連れられて行きました。生理中でも軍人の相手をさせられ、性交渉を拒否すると殴る蹴るの暴行を受け、刀で身体を傷つけられたといいます。 「女性としてやはり聞くことが辛かった」 と女子高校生が話しています。 「戦争という異常な状態の中で、多くの人が傷つき、死んでいった事実をこうい う形で伝えて行く事は本当に大切なこと」 と言ってます。 もう一人の女子高生は 「加害国の一人として伝えて行かなければ」 といっています。 もう一人の高校生は 「突然わけもわからずに連れて行かれたのに『お金が欲しくって行ったんだろ う』などという人がいるのは本当に恥ずかしい。」 と感想を寄せています。 今、中学校の教科書から従軍慰安婦の記述が消されているようです。 戦争の事実を、おろかな戦争の実態を伝えて行かなければならないのではないで しょうか。