2008/03/22(土)00:00
図書館に本を貸す
2008/03/11 martedi
録音図書も、いよいよデジタル化が急がれ、私の所属するグループでも、
デイジー班が、大活躍です。
デイジーというのは、ディジタル録音図書の国際標準規格情報システムです。
デイジー班の人達は、これを使って、過去にテープ録音されたものを、
デジタル化しています。
昨年、補助金を戴くことが出来、急遽また、デイジー図書が増えることになり、
その中に、10年以上も前に私もテープに入れた、田中芳樹のシリーズ、
「創竜伝」「アルスラーン戦記」なども含まれました。
テープ図書を、デイジー図書にするには、凡例など、付け加えなくてはなりません。
そこで、10年以上もの時を経て、再び読み手の声が必要になってるわけです。
そんなことで呼び出されるのですが、序でに、本を持ってたら貸して欲しいと言われます。
自分が吹き込みをした作品は、みんな手元に持っている、という人もいますが、
私は、普通に読む本は、買って手元に置いておくくせに、音訳の時の本は、
終わるとさっさと返してしまい、自分で買うということは殆どしません。
別に、イヤになってしまったというわけでもないのですけど・・・
ところが、この田中芳樹のシリーズは、我が家では、結構人気で、音訳とは関係なく、
揃えて持っているのです。
さて、くどいようですが、10年以上の月日を経ると、本も少しは変わってて、
現在の図書館に備えられているものと、違うところがあるのだそうです。
そこで、録音当時の本が残っている私の所に連絡が来て、あろうことか、
図書館に本を貸す
ことになりました。
今日も、凡例の録音に行く時、アルスラーンを持って行きました。
創竜伝の方も、また、そのうちに届けなくてはなりません。