LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

2008/08/09(土)04:37

試験外泊2日目

90歳(29)

2008/07/30 mer. 昨夜は、90歳の食事が済んで、落ち着いたところで、自分の食事に出ました。 近くのファミレスに入ったとたん、猛烈な夕立。 外を人が駆けていきます。 そういえば90歳の部屋に折りたたみの傘があったな。 持って出ればよかった、と思っても後の祭り。 グループホームは、9時になるとスタッフが一人になるので、 それまでに帰るつもりだったのに、この夕立は一向に止みません。 ちっとも小降りになる様子はなく、雷も激しい。 とにかく、一寸遅くなるけど・・・と電話を入れて、そろそろいいかな?という頃、 ファミレスを出て、ともかく止む終えずコンビニでビニル傘を買いました。 しかし、また雨は激しさを増して、傘を差してもずぶ濡れになりそうでしたので、 コンビニで一寸の間、雨宿りしてみたものの、変わらないので、思い切って出ました。 グループホームに戻ってみると、帰るはずのスタッフがまだ残っており、 暗くした台所で、3人でコーヒー飲みながらしばしおしゃべりしました。 今日はいよいよお昼前に病院に戻らなくてはなりません。 病院では、水分にもとろみ剤を混ぜてスプーンで、という風でしたが、 そんなにしなくてもと、ここでは少しゆるめにしてストローで飲ませてみたりしました。 病院に帰る直前、とろみ剤入れないでみようか、なんて試みもしましたが、 特にむせることもなく、ダイジョブそうに見えます。 そもそも、ゼリーとか歯ごたえのないものが嫌いな人ですから、 このとろみ剤というのも気に入らないのかもしれません。 少し遅れてもいいと言われたからと、何となく引っ張って、 戻った時は、病院は当に昼食の真っ最中でした。 その介助の仕方を見ていると、やはり悲しくなります。 やはり口に入れられるのがいやなようで、私がやっても、 「いらないって言ってるでしょ」 と、凄い顔でにらみます。 だからといって、本人に任せておいたって、 とても十分な栄養が取れるほど食べるわけではないでしょう。 やっぱり、IVHとかPEG(胃瘻)或いは違う経管栄養を施すかどうか、 最終的に考えないといけない時期かもしれません。

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