LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

2009/11/15(日)23:53

セミナー第2回

2009/10/18 domenica 先月の続きです。 11代家斉の時代、今の目白駅の近くの鼠山と呼ばれるところに、突然大寺が建ち、 大いに賑わったものの、家斉が没するや、またあという間に取り壊されたという、 まぼろしの寺感応寺の話です。 それはまた、徳川幕府の終焉に向かう過程での出来事だったのでしょう。 伊藤栄洪先生の話は、内容が抱負で、とても面白いのですが、 こちらは不勉強で、これまで本やTVなどで、断片的に聞いてきた、 いろいろな幕末のエピソードがなかなか繋がりません。 それにしても大変な時代。 田沼意次やら水野忠邦など、次々と改革が続き、それがまた、真反対に変わるのですから、 想像するに、今回の政権交代による諸々の騒ぎなど、たいしたことではないように思えます。 その上海上には、黒船も現れているのですから、もうどうしようもないですね~。 大きく歴史が変わる時っていうのは、そんなものなのでしょうか。 まだまだ面白い話がいっぱいありそうです。 しかし、もしこの感応寺が、取り壊されることなく今に至っていたら、 目白付近はどんな街になっていたのか? 門前町として、浅草のように賑わっていたかも知れないなんて、考えたりもしてみます。

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