久しぶりの映画「幸せはシャンソニア劇場から」
2009/10/01 gio. 随分長いこと、映画館に行ってない気がします。 見たい映画はいつもあるのですが, 大概見たい見たいと思っているうちに終わってします。 この映画も、 近くの映画館でやってることは知っていたのですが、 また見損なったとばかり思っていたのです。 ところが、1日2回だけまだ上映されていました。映画の舞台は、第2次大戦直前の不況で閉鎖されてしまった、パリ下町のミュージックホール。そこの支配人である中年男が主人公です。ホールが閉鎖して失業した上、大事な息子も取り上げられ、波瀾万丈の彼の人生に数々のエピソードが加わり、人情味あふれる物語が展開されます。時代を映す趣のある衣装や美術、何よりも素敵な音楽の数々が心に残ります。そう、大好きな「ニュー・シネマ・パラダイス」にも似た印象です。主人公を演じるのは、数年前に見た映画「コーラス」にも出ていたオジサン。このオジサンに会えたのがまた懐かしくって・・・邦画も最近はいいのがありますが、やっぱりヨーロッパ映画はコジャレタものが多くて大好きです。