2005/10/04(火)19:29
あと10年開けないワイン
今日、いつもお世話になっている
エノテカ(ワイン屋)にいって
ある相談ごとをした。
ここのおじさんは、私がいつも
何もイタリアワインの知識がないのに
訳のわからない希望でワインを購入するので
いつの間にか「問題児」として
可愛がってくれるようになった。
そして今日は
「息子の生まれた1995年モノのワインを買ってあと10年保存したい」と。
実は、イタリアに来てすぐの頃
1995年モノの、モンタルチーノを買った。
しかし、お客さまが来た際に
酔った勢いで、つい勢いで開けてあっという間に
飲んでしまった・・・・・。(後悔の嵐)
で、やっぱり息子の生まれた年のワインは
買ってとっておいてあげたい・・という気持が
息子の10歳の誕生日を目前にした今日復活したのだった。
あと、法律上でお酒が飲めるようになる
10年後までとって置いて、20歳の誕生日に贈りたいと思う。
そのときは、家族で乾杯になるのか
彼は恋人と過ごすのか、そんなことはわからない。
たとえ恋人と乾杯をするためのワインになっても構わない。
イタリアにいた時期があったのだ、という思い出も含め
ココは大枚はたいて、買ってやろうじゃないか、と決意した。
で、エノテカのおじさんが勧めてくれたのが
このワイン。バローロ。なんと75ユーロ、一万円!!!
(私の毎晩のワインの何十倍よっ・・・とほほ)
本当はもう少し安いワインがあったの・・・・
(大枚はたくといったくせに、ケチっている私)
でもね、10年は寝かせるという理由から
おじさんはバローロにしなさいと勧める。
多少色は変わるかもしれないが、味は大丈夫とのこと。
ということで、私の悩む姿がおじさんの心をくすぐったのか
5ユーロおまけしてくれて、晴れて70ユーロで手に入れた。
息子よ、あと10年後にすばらしいワインが君の大人の仲間入りを
待っているからな。
それまで楽しい青春時代を過ごしておくれ。
で、おかあさんにグラス1杯でいいから分けてよね。
で、エノテカのおじさんが
もうひとつ、とっておきのワインを見せてくれた。
本当は買ってほしいから見せてくれたんだろうけど
もう今日は財布からっぽ。
見せてくれた記念に写真だけ撮らせてね、とお願いした。それがコレ。
以前にこの日記でも紹介した「Michere Chiarlo」という人が作っているワイン。
これもバローロで1997年モノ。
1995年、1997年は当たり年だったので
このワインもかなりお薦めらしい。少ししか入荷してないんだよ、って
ダメ押しの営業がかかる・・・・うーーーーーーーっ。
ちなみに値段は56ユーロ。うーーーーん。飲んでみたいなあ。
はあ、へそくりしておけばよかった・・・・・・・残念。
何か1997年に思い出があったら、頑張ったんだけどなあ。
イタリアワイン好きな人はぜひぜひ、このバローロを
探し出してみてね。
で、子供がいる方々って
なにか子供の誕生記念に、お買い物したことありますかー?