カテゴリ:おお~イギリスってすごい!
久々です。
みなさんお元気ですか? キアーレ、花粉と戦う毎日ですが 桜の咲き乱れるロンドンで のんびりすごしています。 やっと!あああああ やっと!!!! 受験、終わりました。 3校受けて、2勝1敗。 合格と不合格、どちらも経験できた すばらしい結果でした。 この結果で、息子も私も いい体験したなあ、と思っています。よかったと 思います。全く負け惜しみではなく。 息子も天狗にならずに済みましたし。 息子泣きました。 不合格を悔やんでではなく・・・ クラスの仲良しの大半が受けたという 滑り止めの、公立の学校。 そこを受験していなかった自分を後悔して 泣きました。 金曜日、一斉に各家庭に 結果の通知が届きました。 夕方、電話がなりっぱなしでした。 息子のクラスの友達たちが、 「どこ受かった?どこに行く?」と 質問攻め。 仲良しはみんな、結果、その公立へ進学することに なったようです。つまり、ほとんどの仲良しが 第一志望を逃したのですが、みんな一緒に滑り止めの公立へ進むということでした。 受験シーズンに入る頃、 まだ息子の英語力は落ち着かない状態でした。 息子の性格に合うであろう中学校選びを してきたつもりでしたが 息子の友達がみんな受けていた滑り止めの学校というのを 見落としておりました。 息子もそれを友達から聞きだす余裕も なかった時期でした。 その結果、息子は今の小学校から 誰も進学する予定のない、私立中学に 一人進学することとなったのでした。 「ごめんね、調べ切れなくて・・」 心から謝りました。 息子もこの事実はどうにもならないとはわかっているですが どうしても、さびしい気持ちが前にでてしまい 涙を止めることはできなかったようです。 受験シーズン前にはまだ仲良くできていなかった 友達と、日々、仲良くなるにつれ 別れが惜しくなって当然です。 きゅーーーんと、きてしまいました。 「好きなだけ泣いておいたほうがいいよ。で、月曜日、”みんなお互いに がんばったね、おめでとう”って言い合えるように 心の整理しておこう」 で、今朝、学校にて。 案の定、友達たちが息子に 「どこ行く?」と聞きにきました。 息子は笑顔で、自分一人しか行かない 自分の学校名を答えていました。 (また強くなれたね) 「keep in touch」 ずっと友達でいられたら、それでいいじゃない。 学校が違ったって、友達は友達。 学校が違っても続けていける友達こそ 本当に大事にできる友達だよ。 さ、気持ち入れ替えて楽しく生きよう。息子よ。 余談ですが、こちらの日記で相談していた「寄宿舎学校」 こちらも運よく合格できたのですが 息子悩んだ末 「テニスを今のまま、ずっともっと続けたい」というのが 何よりも自分の学校選びの基準となったようで 「寄宿舎学校」は行かないことにしたようです。 それでいいのだと思いました。 小学校のころから 親の都合で、日本の教育を受けずして成長してきた息子。 いつか日本に戻ったとき、彼は日本の高等教育という壁に ぶちあたるでしょう。 でも、そんな彼を支えるのが 「テニス」であれば、またそれで、大きく成長できるはず。 最後に自分の好きなもので 自分の進むべき道を選べた息子を ほめてあげたいと思います。 で、気落ちしている息子と 週末、近所のCommonと呼ばれる 大きな公園にでかけました。 そこで、思いっきり、自然に触れて 美味しい空気を吸って、元気を取り戻そうと。 公園といっても、これまたすごい。 林というか、小さな森。 茂みに隠れて、土はいつも、ぐちょぐちょ。 長靴必需品です。イギリス人は絶対みんな、長靴を持っている。 あえて、ぐちゃぐちゃな道を選んで、とことん入り込む。 公園?!とは思えない、すばらしい景色。 登りたくなるような木ばかりです。 小さな川に勝手に作られた、枝を束ねた橋に 全身でぶつかっていく息子。 「おれ、こういうの大好きだ!」 と何度も言いながら、真っ黒になって 体を張って取り組んでいました。 小さな、道のようで道ではないところを 突き進むと あ、あれ、 普通にゴルフ場だったりしました。 でも境はありません。 お互い自由に、この空間を楽しめます。 横を走る、マラソンランナーもいれば 犬を散歩をする、ご老人もいたり。 公園が大好きな、イギリス人。 自然から生きるチカラをもらう、 そんな生き方をしているのでしょう。 素敵な週末でした。 さ、そろそろ自分モードに 切り替える時期ですね、キアーレも。 本腰いれます。 やっと、受験、終わった終わった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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