テーマ:私のイギリス生活(444)
カテゴリ:おお~イギリスってすごい!
夕べ、飲み会でした。
息子の学校のお母さん仲間で たまには飲まなきゃねーってことで 何回か、夜のお出かけをしているのですが 今回は、私の憧れ 夜のPUBに、初めて連れて行ってもらいました。 昼間はね、 お昼ごはん食べたり、ちょっとコーヒーでも って入ったことあったんだけど 夜、ってなかなか子供連れでは難しくて 行ったことなかったの。 でもって、PUBのルール、みたいのも よくわからなかったし。 で、で、 すっごく楽しーーーーーい。 いわゆる、居酒屋よね。 カウンターで好きなもの注文して その場でお金払うから、 「誰がいくら払う」みたいな面倒な計算いらないし。 ビールの種類も山ほどあって また、今新ビールの季節で、もっと色々種類があって。 キアーレ、わーいわーい。 (実はもともと、1リットルもかるくいけるビール党) ビールの頼み方の「1PINT(パイント)」 約568ml。 お、日本の「中生」じゃーーーん。 って、そんなことでもわくわくしたのでした。 いつも集まるお母さん仲間。 これが不思議なことで みんな、純粋なるイギリス系統の方ではない。 ドイツ人と結婚したブラジル人。 イギリス人と結婚したタイ人。 パキスタン人。 キューバ人と結婚したイギリス人。 日本人と結婚した日本人=キアーレ。 もーーーーよく、英語で 会話してるわよね、ってな感じです。 その中のキューバ人と結婚したイギリス人の 彼女から、こんなこと言われました。 「私日本大好きで、実は2回も行ったのよ」 「え、知らなかった!」 「どうして日本が好きかというとね」 「うんうん」 「日本には、伝統があり、文化があり、食があり、技術があり。 憧れることが多いのよ」 と。 「だって、着物今でも着るでしょ。お祭りするでしょ。日本食大事にするでしょ。 日本の会社、戦後からすごいスピードで成長したでしょ」 ほめまくり。 「イギリスを見てよ。洋服は現代もの。イギリス飯なんて何???」 「いろんな国のもの・人間を自然に取り入れてくれることは すばらしいと思うけど・・・・」 「それはそうだけど、独自なものがないのよ」 そんな風に日本を見てくれて、興味を持ってくれている人がいるというのは 嬉しかったけど そんなにすごくないよな・・・とも思ったりして。 その彼女は大の旅行好きで、先述の日本旅行もさることながら 全部で今まで32カ国はまわったらしい。 いつも、いろんな人から 「どこが楽しかった?」と聞いては あっちこっち試すらしい。 で、で。 私の憧れ 死ぬまでには、なんとしてでも見たい「オーロラ」 なーーんと、イギリスの北 スコットランドの北部まで行けば 見られるのだそうだ。 おおーーーーーーーまじかーーーーーー。 こりゃ、ネス湖観光をかねて いくっきゃないね。 彼女は、飛行機の中で見たというのだ。 おおーーーーーーー羨ましい。 そんな話で盛り上がった中、 とっても心に残ることがあった。 私が住むここ、ロンドンの南西部。 第2次世界大戦中、やはり戦火にあったという。 すぐそこにある大きなコモン(共有地=公園)には 戦時中、牢獄があったという。 そこには、イタリア人の多くが、収容されていたというのだ。 ただ、毎週日曜日になると そこのイタリア人を 近所の各家庭が 自分の家の夕食に招待したのだという。 毎週、毎週。同じ人と 夕食をともにして、交流をし続けたというのだ。 「戦争中とはいえ、お互い大変ですよね」というのような 会話があったかどうかは定かではないが 気持ちのいい会食を続けていたのだという。 びっくりした。 いや、たったそのエピソードだけなんだけど衝撃は大きい。 イギリスってすごい。って思った。 今、こんなにも 色々な国の文化、食、伝統を きちんと受け入れているこの国。 その始まりははるか昔からあったのだ。 イギリスってすごいじゃないかーーーーーー。 日本も同様だが 戦時中の話をしてくれる人が 減ってきている。 私はもっともっと この国の昔からの話を 聞きたいと思った。 また、このような話をしてくれる人に ぜひぜひ、子供たちに向けて 講演してもらえたら、と思った。 息子にもぜひ、学んでほしい。 イギリスのいいところ、いっぱいいっぱい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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