|
カテゴリ:友だち
多分これも今までに何回か書いていると思うが、高校柔道部の同期のSは大学1年の終わり、2年になる直前にアクシデントで亡くなった。
全速力で人生を駆け抜けていったようなそのヤツの実家は横浜のJR戸塚駅近くで和菓子屋さんをやっている。 正確には2つあるんだけど、そのお店は別にオレが宣伝する必要もなく、ごひいきのお客さんが多い、おいしい和菓子のお店である。 話は変わるが、母校柔道部の復興活動が始まった時にできた旧交会で(オレがよく名前を出す)同期のTが中心となって10年ほど前に文集を作った。 現在その文集2号を作成中で、偶然ながら、TとオレはそのSのことを書いて寄稿した。 書く人が違うと視点も違う。面白いものである。 先日の高校同窓会の後、FBにある母校のグループ内で書き込みがあった。Kさん(女性)がそのお店(駅に近い方)に行った時に、(Sの弟さんが店を継いでいるのだが)その弟さんの奥さんがお店にいて、母校の先生であったK先生が店にいらしたと聞いたとのこと。そのK先生は同窓会にもいらっしゃっていて、オレらの代からは30年近く年上だが、実にお元気であった。 FBの書き込みによると同窓会でK先生とTはずいぶん話し込んでいたらしい。 オレはK先生がお店に行ったいきさつがわかったようなような気がした。 このお店には、もちろんお客は多いのだが、Sのこともあってか、オレも含めてSを知るいろんな人が訪れる。今やその子供同士が高校でいっしょになった、なんて話も出るくらい年月がたった。 そのお菓子の一つに「柔大将」という最中がある。 今はもういないが、Sのお父さんが(S亡き後)Sのことをイメージして作った一品である・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年11月01日 23時39分48秒
コメント(0) | コメントを書く |