2021/08/12(木)12:58
二重の永遠
昨日、ベルモールのTOHOシネマズで、
太陽の子を見てきた。
何しろ久しぶりの映画館、
そしてネットで券を購入、
水曜日は安いらしく1200円だとか。
それもうれしい。
先日、フクマサさんのラジオを聞いて、
その時にこの映画の監督さん、
そして主演の1人である柳楽さんが出ていて話を聞くことができた。
話の筋は書かないが、
私がもっと知りたい、
あるいは人間として知らなければならない歴史の事実について、
少しだけだけど知ることができた。
観客の中には高齢の方もいたように思う。
おっと私だって四捨五入すれば100才だ!
ん、それがどうした?
映画の中で、
三浦春馬さん演じる軍人で柳楽さんの弟にあたるヒロユキは、
戦場で亡くなってしまうのだが、
ラストシーンでは、
時間が戻って、
幼なじみのセツ、有村架純さんと3人で浜辺で遊ぶ場面になる。
私も含めて、映画を見ている人は、
この中でヒロユキがもうすぐいなくなってしまうことを知っているが、
同時に演じている三浦春馬さん自身もすでにもういないことを知っている。
そのせいもあるのか、
映画が終わり、クレジットも終わり、
観客が椅子を立ってスクリーンから出て行く、
その時間がいつもよりも、
とても静かな、荘厳な、
そう、お葬式のお別れのような感じがした・・・