2006/06/29(木)16:26
『ロレンツォのオイル』
この映画を知ったのはもう10年以上も前になります。
私がまだ新人ナースだった頃先輩の看護師(男性)に勧められた作品。
話に聞いて是非観たいと思い探したのですがなかなか見つけられず
いつも心のどこか片隅にあったのですが遂に見つけました
(私の探し方が悪かったのですね、きっと。。。。)
アメリカに住むオードネ夫妻の息子・ロレンツォが、ALD(副腎白質ジストロフィー)という難病に冒される。2年以内に確実に死を迎えるというこの難病は、症例の少なさと研究の遅れで治療法すら見つかっていない。日増しに苦しみ衰えていく息子の姿に胸を痛めた夫妻は、自分達でその病について調べ始める。医学の知識など全く持ち合わせていなかった2人だが、猛勉強の末、ALD治療の鍵となる"オイル"を見つけ出す。彼らはある企業の協力を得てそれを製品化し、ロレンツォに投与するのだが…。
実話に基づく映画で子を思う両親の強く深い愛情に胸が打たれます。
そしてロレンツォの生きようとする力の強さ。
生命の神秘と自分が今こうして平凡に生きていることへの感謝。
とても良い映画を観ることが出来ました。