2007/05/17(木)14:27
『暗黒館の殺人』上・下巻 綾辻行人著
35.36.暗黒館の殺人(上) 暗黒館の殺人(下)
九州の山深く、外界から隔絶された湖の小島に建つ異形の館――暗黒館。光沢のない黒一色に塗られたこの浦登(うらど)家の屋敷を、当主の息子・玄児(げんじ)に招かれて訪れた学生・中也(ちゅうや)は、<ダリアの日>の奇妙な宴に参加する。その席上、怪しげな料理を饗された中也の身には何が? 続発する殺人事件の“無意味の意味”とは……?
いや~館シリーズのファンの人に怒られそうだけどこれから読んじゃいました(^^ゞ
やっぱり十角館から読むべきですよね~。
思い切り順序間違えました(^^ゞ
しかも次にびっくり館を読もうとしているという・・・。
図書館にこれしかなかったもんで(;^_^A アセアセ…
あ、でも館シリーズは全部読んでみようと思ってます。
この本は上下巻合わせるとすごい厚さなので最初きちんと読めるかなって気持ちも
あったんだけど読み始めたらすらすら進んでしまいました。
綾辻作品は実は先日読んだ川に死体のある風景での短編が初めてで
興味をそそられてこの暗黒館を読みました。
館の構図とかその都度図面に出してくれるのですごく解りやすくて親切だなあと感心。
トリックを解く楽しみもだけど独特の雰囲気と意味深な謎を含んだ会話のやりとりが
とても楽しめる本でした。
結構ドキドキしちゃいましたです(*^_^*)
ちょっと後半部分の謎の解明の時に「解ってるって~」と突っ込みたくなるほど
解説が細かいかなって思ったところもあったけど私もまんまと誤解を
している部分がありました。
最後の最後までドキドキさせられて面白い一冊でした。