2008/06/05(木)15:23
オリーブサンドと音楽
モニプラさんと提携しているおいしっくすさんから
「食にちなんだ音楽の思い出」というお題をいただきましたので
さっそく答えたいと思いますe(o^ュ^o)g
私がこのテーマで一番最初に思い出したのが
新婚旅行で行ったヴェネツィアのカフェです。
このカフェは有名過ぎるほど有名なカフェ・フローリアン
1720年創業の老舗です。
もう290年近い歴史があるカフェです。
フロリアーノ・フランチェスコーニさんが創業者。
ヨーロッパ最古の喫茶店と呼ばれるこのカフェ。
有名なワーグナーやフランスの画家のモネ、
ドイツ人ゲーテなどもここカフェ・フローリアンの常連だったらしいです。
いろいろな著名人や芸術家がこのカフェに集まり
熱く語り合ったのだそうですよ。
なんてロマンがあるんでしょう~♪
画像にも写っていますが音楽の生演奏が奏でられ
何とも素敵な雰囲気です。
明るいお天気にぴったりの明るい音楽がテラスを包んでいます。
リクエストをするとそれに応えてくださるようで大盛り上がり。
踊り出す人もいてああ~やっぱりイタリアは陽気な国だなあって思いました。
でも・・・・このテラスで私達夫婦は喧嘩をして険悪なムードでした。
以前にもブログに書きましたが、食べるか観るかでもめまして。
私は観たい、旦那様は食べたいで、冷戦状態へ突入。
とりあえず話し合いをするために席に着いたのがこのカフェ・フローリアンでした。
お腹が空いてるとどうしても人って不機嫌になりますよね。
お互いに疲れも出てきてる時だったし・・・・。
それで軽く食事をとって小腹を満たしてから観光しようということで
話がまとまってここで食べたのがオリーブサンドとエスプレッソとアールグレイティー。
さすが老舗のカフェというだけあって御値段も目玉が飛び出る驚きの30,5ユーロ。
約4800円
探してみたら当時のレシートがまだありました(*^_^*)
観てみると席料(音楽料?)が一人5ユーロで二人で10ユーロ取られてる。
そりゃあ高いはずだ・・・・(^^ゞ
ワーグナーやモネやゲーテが芸術論などを語り合ったカフェで
初の夫婦喧嘩の話し合いを決行した私達。
今思うと何だか笑っちゃうなあ・・・(^^ゞ
腹が立ってるのにオリーブサンドとアールグレイティーが
ものすごーく美味しくて、音楽もとっても素敵で
なんだか怒ってるのがばかばかしくなってきて
せっかくの旅行なんだから楽しまなくっちゃって仲直りできました。
曲名は解らないのに何となくその時流れていた曲のフレーズを今でも覚えています。
そしてあのオリーブサンドの味が本当忘れられません。
日本では食べられない味だと思います。
美味しかったなあ・・・涙混じりの味だったけど・・・。
素敵なカフェで素敵な音楽を聴きながら素敵なティーを飲み
喧嘩の仲直りをしたこと、いつまでも忘れないと思います。
そしてまたいつかあのカフェで今度は二人で仲良くお茶が飲みたいなあと思います♪
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