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ちびえみ。

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2008年09月29日
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カテゴリ:応募系
ライフパレット【ColoredDays Magazine】9月特集“いま、医療を考える”を
読みました。
4人の方が記事を書いていらっしゃるのですがその中で特に
私が興味を持ったのは

小鷹昌明先生 「医療の現場から、医師の声を伝えるということ。」

私は看護師としての医療現場の立場も
不妊治療でクリニックに通って患者としての立場も
どちらも経験があるのですがそれでもやっぱり仕事として
医療現場の立場から常日頃思うことは多かったですね。
それは理想と現実のギャップっていう点がすごく大きく影響していたように思います。

今回小鷹先生の記事を見てものすごく共感出来る部分が多かったんです。
ああ、私が普段思っていることと同じだって思って。

すごくいろいろ書きたいんだけど全て書くと朝まで生TVみたいになって
しまうので強く思うところだけを抜粋して書きますね。

小鷹先生の記事の中で最も共感出来た部分が

患者の権利意識の高まりに対して、医療者側とのギャップが広がってきています。
しかも、そうした時代背景に伴い、メディアが神の手を持つ一部の優れた医師を
取り上げることにより、最高の医療サービスを受けられるというような
誤解を与えたことで、仮想的医療水準が高まりました。


この部分です。

まず昔とは患者さんの権利意識は随分変わったと思います。
以前はお医者様の言うとおり、みていただくという意識だったでしょう。
(これがいいとも思えませんが)
でも今は医療はお金で買うサービスという意識。
誰しもが、最高の医療を受けたいと思っているはずです。
私だってやっぱりそうですもの。
そのために情報収集などもしっかりしますし、信頼出来る医師にかかりたいと思います。

日本という国を考えると医療水準は世界の中でもトップクラスだと思うし
医療費だって決して高い国ではないはずです。
なのにどうして患者と医療者側のギャップが広まってしまうのか。

そこにこのメディアが取り上げる一部の医師の影響ってあると思うんですよね~。
確かにそこに出てくる医師はすごいと思います。
高い技術を持つだけでなく患者さんの立場にたった医療をし病院に入り浸りで
常に患者さんのことを考えてる。

これが医師の基準になってしまうのがすごく怖いんです。
こうあるべきなのが当たり前だと思われたくありません。
奉仕の精神はもちろん、医療に必要だと思いますがそれが過度に
なってきているような気がします。
それでなくても今は医師不足で過酷な勤務が強いられています。
でもそれが医者なら当たり前だろうみたいに思われたくないんですよね。
医療現場の中にもどこかしらそういう風潮が残っているところもあると思います。

医師も看護師も生きた人間です。
私生活もあるし、休息も必要です。
お腹も空くしトイレにも行かなくてはいけません。
過激な勤務をすれば注意力が散漫になり、ミスにつながる恐れも多大にあります。
でもこういうことを言うと怠慢とも思われがち。
こういう風潮を医療現場の中から断ち切っていかないといけないのでは
ないかなあと思います。

患者さんが求める医療サービスと医療者側が提供したい医療サービス。
たぶんこの間にそんなギャップはないと思います。
なのに、今の医療制度ではその溝がどんどん深まるばかり。
医療制度自体をなかなか私達の力で変える事は出来ません。
でも見直しは必要だと思います。
もっと現場の声を聞いて欲しいです。
今はその中で出来る範囲でより互いに納得の出来る医療サービスを
行わなければなりません。

それにはやっぱり「対話」だと思います。
心のコミュニケーションがもっと必要だと思います。
どんなに忙しくても必ず目と目を合わせて会話する。
患者さんに解りやすい言葉で説明する。
患者さんも出来れば質問などをあらかじめ考えておいて
聞きたいことを聞くようにする。
細かいことだけれど短い限られた時間の中でしっかり
コミュニケーションをとることがとても大事だと思います。

看護師は医師と患者さんの間に立ち、サポートしているつもりですが
なかなかそれもままならない状態です。
そこでもっとMSW(医療ソーシャルワカー)の制度が
認められたらいいのになあと思います。
今は国家資格もないですよね。
出来ればきちんとした国家資格の職業にして、病院に必ずおいて相談の窓口を開く。
そうすることで医療者ももっと患者さんの情報を引き出すことも出来ると思うんです。
なのでMSWの存在がもっと大きくなればいいなあと思います。

いま、医療についてなにを思い、なにを望みますか?―あなたの声を聞かせてください

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最終更新日  2008年09月29日 13時17分30秒
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