2008/11/04(火)11:27
『この本が、世界に存在することに』角田光代著
この本が、世界に存在することに
275.この本が、世界に存在することに
旅する本/だれか/手紙/彼と私の本棚/不幸の種/引き出しの奥/ミツザワ書店/さがしもの/初バレンタイン
本とのつながり、本への愛情がたっぷりとつまった短編集。
ふつうの人々の“本をめぐる物語”
実は短編集よりも書き下ろしのあとがきエッセイの方に
大変惹かれました。
本に対するスタンスというか考え方っていうのがすごく
共感出来て、私もそうでありたいなって思ってることを
角田さんがすごく解りやすく適切な言葉で書いてくれてたので
ますます好きになってしまいました。
短編の中で印象に残ったのは「彼と私の本棚」かな。
私は旦那様と本の趣味が全く違うのでこういうことはないと思うけど(^^ゞ