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テーマ:着物が普段着!(160)
カテゴリ:着物とは!ナンダ???
子供たちを送り出してから、畑で二時間雑草と格闘していました、ぷち女将です さてタイトルの「着物は自由」、ウソだぁ~って方も多いと思うので ちょっと説明しておこうと思います まず「自由」とはなんでしょう 子供みたいに「大人になったら自由でいーなー…」 の、「自由」とは違う事はわかりますね 言わば、「ルール・しきたりの中での自由」です(*^_^*) 大人なら皆さんご存知のことですね さてこのルール・しきたりと対極に位置する言葉自由。 ルールとは規則ですね、着物のお話ですから衣服の規則「イケナイ所を出しちゃイケナイ」とか(笑) しきたりとは何でしょう? キマリゴトではありません しきたりとは、慣習です(^_-) そして慣習とは、衣服になぞらえると「その地域・風習などで違いのあるもの」です ある地域では喪主が白装束の裃だったり、祖父母や父母を見送る時は若い娘に晴れ着を着せたり、 無意味ではなく故人の事を想って礼を尽くした姿ですね 礼装であっても一律に「こうでなければ」は無いんです なので訪問着に白半襟というのもキマリゴトではない訳 また、時代背景でしきたりは変わって行くのが常。 礼装とは「式」と名の付くような場に着て行く服です 多分中学生でも結婚式に浴衣がふさわしいとは思わないでしょう 「格」や「着られる月」として細かくキマリゴトのように表なんかがありますが あれは絶対ではないので参考程度とするのが一番ですね 付下げと訪問着の違いだって、言う人によって違うんですよ そんな曖昧なモンですから(笑) 着物で一つだけキマリゴトがあるとすれば、「右前」ってことだけです 礼を尽くす必要がある席では 「カタチばかりに気が行って心がない服」は寂しいです(>_<) 画一的な形もキマリゴトではなく、流行りですね 元は美容師の娘さんが、着付け師が花柳界の女性たちに着せていた変幻自在の何通りもの着方の中のたった一つを流行らせただけですもん 今も昔も、花柳界はファッションの最先端なんですね~ それにしてもその花柳界のお姉さんが始めた「お太鼓結び」が 「礼装の結び」と位置付けられたのは…某業界もテキトーですね(笑) まるであたしのふだん着姿のように超テキトー 日曜の公園草刈りー 農作業中~で、ヘコ帯下がるの図(笑) 「着物を洋服のように着る人」と言われるあたしの、畑 作業後はお気に入りの浴衣を、ラクな着方で着る 快適~~~ あ、昔の着物姿の写真は明治中ごろからですが 今とは時代背景が全然違います 写真なんて撮れるのは資産家一家だけ 着せ付けてもらうのが普通な人たちですな あたしとは天地ほどの違いがありますから参考にはなりません(笑) それでも補整なんてしてなかったけどね 冬は薄く綿をふいた着物がお金持ちでは当たり前ですから、 ふっくらシワなく着れるわけですな あたしの超ふだん着物姿は、そんな文献の中の「モースの見た日本」知恵の宝庫Bettyさんから拝借が唯一の庶民着物の参考になってます 自分で着替える着方に絶対はない。 自分で着るのに「着付け」とはかなりややこしい…ので、 「着付け師という職業があるんだから、自分で着るのは着替えと言った方が良いと思う!! で、着替えは自由にすりゃいいと思うわけでございます 自由に着ていいと知ればもっと着る人も増えて着物好きさんが増えると思うよ 補整なし・帯板なし・差し込み衿芯はメッシュで充分な、ぷち女将でした にほんブログ村 お好きな方のバナーで応援お願い致します にほんブログ村 今度の着物サークル「着らく」では、三重仮ひもでヘコ帯遊びしまーす お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ぷち女将さん
おはようございます(*^。^*) 先月母を亡くして今度の日曜日で1か月が経とうとしています。 四十九日がすむまではまだ落ち着けなさそうですが、その方がいいかもしれません。 母も農作業で汗を流していた人なので女将さんの地下足袋と帽子姿でなんとなく母を思い出しました。 でもそのままどっと思い出があふれると泣き出したくなるのでちょっと浸るのは当分先にしようと思ってます。 思い出に浸るのも余裕が無いとできないものです・・・・。 今結構大きな壁にぶち当たってまして。 なんだか愚痴を書いてしまってすみません。 女将さんのパワーをいただいて頑張りますね! (2013年06月18日 07時55分59秒)
自由、いいですね♪
基礎、基本といわれることを知ってての自由もそうですが 普段着に基礎もなにも・・・洋服の基礎とか知らないままこの年まで着てますし(苦笑) 昨日やっと実家から浴衣を引き取ってきました! 5枚しかないんですが着ても無いのにもう数枚欲しい!とか 物欲だけ高まっております(^^;) 三重仮ひもって実家にあるんですがどういうときに使うものなんですか? (2013年06月18日 12時51分54秒)
こんばんは(^^)
もう一カ月が経つんですね。 平常通りにブログも更新されていて、こうしてあたしの所まで遊びに来てくれて、実は心配をしておりました。 昔、お仕事でお客さんにご住職がいました。 最期のセレモニーの意味を まだ若かったあたしにも分かりやすく教えてくださいました。 法要のすべては、亡くなった方にではなく 本当は残された方の為にあると。 深い悲しみと寂しさを、故人を思い出し・祈りを捧げる事で自己を癒す…そんな風に砕いて教えてくださいました。 どんなに孝行しても後悔は尽きず、その気持ちも節目に祈る事で苦しさから解放される。そんな風にあたしは受け取りました。 そして一番の供養とは「思い出してあげる事」。 きっとまだまだ思い出すとお辛いですね。 泣いたっていいじゃないですか! 自分が生きている内は「自分の最期にどれだけの人が泣いてくれるか」なーんて思っているモンですしね(^_-) 農作業姿を見て、ホッコリとあったかい気持ちになれるまでまだ時間が掛かりますね(^^) 夫人が「大きな」と付けるほどの壁がまた心配ですが… 夫人が大きいから「大きな壁」が来るんですね!! 壁はその人に合わせたサイズの物しか来ませんから!(^^)! 乗り越えるでも、たたき壊すでも、地道に崩すでも、 夫人には必ず越えられる壁です!!! 「出発に年齢はない」 素敵な言葉ですね(^O^) 同じ意味であたしは 「始めるのに遅すぎるなんてない!」 と信じて進んで行きたいと思っています(*^^)v いつも応援してもらっていますが、 あたしも全力で応援しますから!!! (2013年06月18日 20時51分06秒)
こんばんは(^O^)/
本来ならその家その家でしきたりのような物は違ったであろうし、 家庭自体が着物を常着としなくなったのだから基礎もクソもないですよね(^_^;) よく着付け教室世代の方は 「基礎を知っての崩しならいいけど…」みたいな事は言ってますねー(苦笑) たかが服であって、宗教でも苦行でもないんですから (^^) 「洋服の基礎・歴史を学んでからでなければ洋服は着てはいけない!!」 オカシイですよね(;一_一) 浴衣5枚~(*^_^*) いいじゃないっすかぁ♪ 浴衣増やすより帯増やしましょうよ~(^_-)-☆ お下がりの古典的な色柄なら 麻素材の半幅やポリ紗半幅、兵児帯なら木綿のもあるので合うと思いますよ♪♪♪ ポップな柄の物は思いっきり遊べて楽しいですし(*^_^*) 三重仮ひもは、振袖などの帯の飾り結びをするために作られたものです(^_-) 自分で浴衣の兵児帯に使ってみて、どうしても結びが重くて下がるのを回避するのにも使えてますし もちろん挟みこんでゴージャス結びをするのにも使えます(^^) 呉服屋若旦那から教えてもらいました~♪ (2013年06月18日 21時10分20秒)
こんにちは。雨で家に居るといつも以上にブログ徘徊しています。なんとなく、見ている着物本の違いで着物に対する思いが違うのかなーって思います。
私も昔はモデルさんが綺麗に着てる観賞用の本で着物とは・・・。って感じで、展示会の着物も、私には観賞用。見たくて行ったのに、取り囲まれ、着せられ、殆んど見れず・・・。今は好きな時にパソコンで観賞。 着物着る様になって見る様に為ったのは、普段着着物の本が多くなりました。 帯結びでも色々有るので、やって見て自分のし易い仕方で・・・。 補整や和装ブラに付いても、長年着ておられる方でも色々試され、遍歴が有ります。 私の短い着物暦でも変わって来てるので・・・。私は、美しく着るより、自分らしく着る。 普段着は自由に喜楽にーーー。喜んで、楽に楽しんで・・・。工夫して着るのが一番だと思います。 歳がすごーーーっく違うし、体型も違うので、ぷち女将さんの様には着れませんが、参考にさせて頂く処が多いし、何より楽しい着姿、見せて頂き嬉しいです。 (2013年06月19日 14時27分07秒)
こんばんは!(^^)!
恵みの雨でホッとしていますが、ジメジメですね~(^_^;) 姫婆ぁさんはブログ徘徊でしたか♪ 確かに、着物を常着とする世代から遠ざかってしまい、「知る」には本やネットに頼るしかありませんね(>_<) 着物を着る入口の違いも大きいかと思います。 その時に「これが絶対」というイメージを焼きつけてしまったから今の「着物は難しい」に繋がってしまうと思います(T_T) >私も昔はモデルさんが綺麗に着てる観賞用の本で着物とは・・・。って感じで、展示会の着物も、私には観賞用。見たくて行ったのに、取り囲まれ、着せられ、殆んど見れず・・・。今は好きな時にパソコンで観賞。 観賞用、わかります!!! 展示会もたくさん行きましたが、とにかくゆっくり見たいのに見れない(;一_一) 織りや染めの技法の違いについて、反物を比較して見せて欲しくても・知りたくてもとにかく羽織らせて違う話… ふだん着物を着たいと思って行った銀座での話です。 色んな着物の本を読みましたが、どれも鑑賞には素敵でしたが参考にならず。 求めている物が違っていたからなんですね(^_^;) 今はもっぱら幕末から明治にかけての資料を探しまわっています(笑) 姫婆ぁさんがおっしゃるように、着る回数が多い人ほど着方(着る工夫)は柔軟になりますよね(^_-) その工夫を最初から教えてもらえるようになっていって欲しいと願うんですよ♪ >私は、美しく着るより、自分らしく着る。 普段着は自由に喜楽にーーー。喜んで、楽に楽しんで・・・。工夫して着るのが一番だと思います。 本当!!それが一番ですね(*^_^*) どんな着姿でもそれは好みの問題ですから(^_-) そんな考えで着物に接してくれる人が増えたら あたしの役目は終わります♪ あたしが日常に着物を着たいと思ったときには、こんなサラシモノの様な着姿には出会えませんでした(笑) そこで「これだ!」と思えたのが戦前の着物姿、 肖像画の様な女性ではなく農民や庶民の姿です(^^) 誰か一人でも参考になればと思ってさらし続けているワケですが、 あたしが探したように「これだ!」と思ってくれる方がいらっしゃるようで有難いですね(^O^) 着物が心底楽しい! そう感じてもらえたら嬉しい! それだけの願いです(*^_^*) (2013年06月19日 23時18分28秒) |