あんしーず的房間

今年の柔道はすごいねぇ。オットと連日連夜のオリンピック観戦。

でも、他の競技に比べて柔道の時は、なんとな～くオットの温度が低い。ナゼだ？

「柔道かぁ、う～ん、別にぃ、いいんだけどさぁ、なんかさぁ」

ええい、はっきりおし。

「中学生の時、体育で柔道があったんだけどさぁ、その時、俺の目の前で

友達の腕がＺ型になった」

え？

Ｚってナニ？

「だからぁ、技をかけようとしたヤツが、なんの拍子かわかんないけど、肘から下が２箇所折れて、カクカクって曲がって、Ｚの形になってたんだよぉ」

それはそれは・・・。

「まわりの俺達が『お前、ウデ、ウデ』って言って、そいつ初めて自分の腕見て『んぎゃー』って叫んでさぁ。」

まぁ・・・。

「もっとコワイのはその後で、かけつけた救急隊員が『こりゃ、伸ばさなきゃ』って言って、友達は泣き叫んでるのに



引っ張って、Ｚのウデ、まっすぐにしちゃったんだよう。



それから、救急車で運ばれて行った。」

それは、ちょっとコワイかも。でも、そこであんしーずの記憶もひとつよみがえった。

「そういえば高校生の時、部活の先輩がやっぱり体育の授業で柔道やった時、足首のホネ折ったよ。

なんか、足首に尋常でない痛みが走ったから、転がりまわってたのに、誰も信じてくれなくて、それどころか、３～４人の友人にとりかこまれて『お前、ま～たそんなこと言って～』って、患部に

蹴り入れられたって・・・。

保健室に運ばれたと時は、失神寸前で、その後やっと病院に連れて行ってもらったらしいんだけど、



麻酔の効きにくい体質だった・・・。



汗と涙にまみれて、看護婦さん数人に押さえつけられて手術したらしい。

いやぁ、怖い、怖い」

「ムスコには柔道はさせないようにしよーなー」

あんしーず家の柔道談義に花が咲く。