2005/09/18(日)22:08
建築家と建てるためのハウ・トゥ本
「渡辺武信」この人の本業が建築家とは知らなかった。
作詞家松本隆の「アイドル詩人」「映画評論家」どちらにしても文筆業の人だと思っていた。
この人の中公新書の家関係の本は、
「住まい方の思想」
「住まい方の演出」
「住まい方の実践」
「住まいのつくり方」
の4冊である。ハウ・トゥ本は上の画像の「住まいのつくり方」である。
自分もそうだったが、これから家を建てようとする人は、だいたい高額な雑誌をいっぱい買って他の人の成功例にあこがれることになる。
でも、雑誌で「いいなぁ」って思う家はみんな高い!土地から購入する人は「絶対無理!」と思うようになるだけである。
それで次にすることはローコストに建てる方法を探すことだ。
ローコストって、結局は自分の住まい方を検証して「無駄なところに金をかけない」ことにつきる。でも、なにが自分と家族に大事かっていうことを考えるのって難しい。そんなときにこの人の本に出会った。
この人の「住まい方」シリーズは自分と家族の住まい方を整理するのにとても役にたった。最後のハウ・トゥ本は建築家との出会い方やその役割を知るのに参考となる(自分は決めた後にこの本を見つけた)
読み物としても面白いので、時間のある方は一読をお勧めする。