ビアビコ家の保護犬たち

ジュナちゃん里親さんが決まりました！　ジュナおめでとう

「どうもどうも」


ジュナのずっとのご家族は穏やかな落ち着いた感じ。ビアビコ家に来て1ヶ月くらいたつとだんだんジュナに合った家族のイメージが出来上がっていたのですが、まさにそのイメージにぴったりの里親さんです。

ジュナは大きな声や物音、予測のできない行動をとても恐がります。ビアビコ家はスポーツをテレビで観戦するのが好き。特にゴルフ　国内ゴルフは見ませんが、PGAとLPGAをしょっちゅう観ていて、応援している選手のパットが入った時、あと少しで入るってときに先にブレイクして入らなかった時など、朝っぱらからワーワー言っています。ソファで寛ぐジュナは大声が上がる度にびっくりした形相であたふたと隠れる場所（大抵キッチンの中ですが）をめがけて逃げ込みます。

（最近クン活旺盛になり散歩時間が長くなってます）


（上から見るときわっきわに立っているのがわかります）


そんなジュナと一緒にいると、ジュナは小さなお子さんのいる家族には合わないかもしれないとだんだん思えてきました。まずジュナ自身、お子さんがイメージするワンちゃん、尻尾をふってついてくるようなタイプではありません。小さなお子さんの行動や声もきっとジュナには恐いものとなるでしょう。安心して過ごせる環境になるまで時間がかかりそうです。

（「ここ座って」とお願いすれば撮影が終わるまでじっとしています）


今回ジュナはすでに募集が始まってビアビコ家に来たので私自身ジュナに合う家族のイメージを確立しておく必要がありました。今までも多くの恐がりさんを預かりましたがみんなそれぞれ。この子はあの子と同じタイプの恐がりだなって思うことはありません。みんな違う。ここは大丈夫だけどここは嫌がるってポイントはみんな違いますから。ちなみに声を大にして言いたい！今まで出会ったワンちゃんで一番難しい恐がりさんはうちの犬、サクラです！彼女最強だからどんな子を預かっても今のところ平気（笑）

（ジュナのお尻に押しつぶされているのがサクラ。人前でご飯を食べることにも1年以上かかり、今もなお近寄ると走って逃げます。オヤツも絶対手から受け取らない。でも「抱っこ」と言えば抱っこされてもいいとサクラが決めている場所に行って待つし、人のすぐ横を用もないのに走り去るいわゆる「根性走り」をして自分を試しています）


逃げる系女子としてはピノちゃんもそうだったのですが、ピノちゃんはジュナみたいに音にびくびくしていなかったし好奇心も見せていたので、子どもの無邪気な面と気が合うのではと思った結果大正解でした。今は小学生の長男君と仲良しだもんね。ジュナの場合まずはお世話をする大人にすこーしずつ時間をかけて心を開くでしょうね。

こんなわけでジュナには落ち着いたゆっくりとした時間が流れる家族がいいのではと思うようになりました。ですから今回応募いただいた中から色々考え、結果的に私の抱いていたイメージにぴったりのご家族にジュナを迎えていただくことになったと思います。

「足ふきのときにお腹を撫でてもらうといつもこんな仕上がりになります」


ジュナちゃん本当におめでとう。昨年保護され、年が明けてセンターで3頭の子供を出産し、いぬ助けによって引き出され、私の前に3人の預かりボランティアのバトンが繋がれこのビアビコ家にやってきました。そしてようやくずっとのお家おめでとうジュナ！

「あと少しだけどヨロシク」


犬との生活をお考えの方、保護犬を迎えたいと思っているご家族
ぜひ、いぬ助けのホームページへ。ジュナはいぬ助けのワンちゃんです。

いぬ助け ​https://www.inudasuke.com/​
私のインスタグラムに動画をUPしていますのでご覧ください。

インスタグラム(beervico) ​https://www.instagram.com/beervico/