スナフキンチッチと笑い猫

2007.05.30

カテゴリ：チッチの日常

最近お疲れでグダグダのチッチ。
早いとこ仕事を切り上げて、帰宅途中。
それは自宅最寄の駅で起こりました。

すらっとしたお嬢さんが信じられないくらい前かがみで
腰の曲がったおばあさんみたいに歩いているのです。

そういう体質の方かと思いきや、
彼女、改札出て少し歩いたら倒れてしまいました。

駆けつけた数名（チッチ含む）の声に彼女は
「…生理痛なんです…」と返答。
急いでチッチは駅員さんを呼ぶも、来る人くる人みんな男。

「救急車をよぼう」
というのだけど、チッチも激痛生理痛を数回味わったことがあるので
それだけは勘弁してほしいところ。
彼女に確認しても「救急車はやめて…」と返答。
「家族は？家族に迎えにきてもらえないの？」
と聞いたら「…呼んだ…」とのこと。

ああ、これなら安心だ。
と思ったら、ご家族らしき男性現る。
しかし「親じゃないよ！寮の職員だ」という。
しかも、ここから徒歩10分以上かかるのに、徒歩で迎えにきたと…。
（おいおい、車だしてくれよう）
しょうがないのでタクシー呼んできてもらい、
駅前まで車が付けれない不便な駅なので、
５０ｍ以上先につけてもらうが、彼女、
激痛のあまり、力が入らず、自力で歩けないし、
腰を曲げた状態じゃないと、激痛らしくて、だれもおんぶも出来ない。
こういうとき、男ってほんと役にたたねー！！！
どう触っていいかわからないらしく、軽く両サイドで支えるように
するだけだから、彼女は全然歩けなくて、チッチはふんがー！！！
チッチ、自分も実は熱があったのにも関わらず、
抱きかかえるようにして、後ろ向きで歩きタクシーまで運んだわよ！

しかも、その寮の職員は
「寮に女性がまだ帰ってきてない、どう扱っていいかわからない」
とチッチに訴え、そしてその彼女にも腕をつかまれ
「…さしつかえなければ…一緒にきてください…」といわれ…

とうとう、
チッチ、タクシーに乗ってしまいました。

で、タクシー乗ったら、あまりの一方通行の多さに、
徒歩10分の場所に手間取っちゃって、
その間に、彼女は「…袋ありませんか、吐きそう…」と
いうので、チッチはデパ地下で買ったおこわ弁当を外にだし、
その袋を彼女の口に当てて対応。
ゲロゲロ吐く彼女に、正直、生理通でここまでなるか？
とちょっと心配になってきたが、
職員さん曰く、「彼女は虚弱体質らしい」とのこと。

着いた寮で、ドアを開けてもらうのを待っている間、
タクシーの運ちゃんは、なんとメーター止めないでやんの。
なので、チッチが「先払います」というと、嫌な顔をされて
払った途端「早くおろしてよ、この子」だとさ。
なんてこった。

職員さんと彼女を部屋へ
（ここは某有名企業の寮だったけど、ホテル並みだったよ！）
運び、ちょうど同僚の女の子が帰ってきたので
「彼女の様子をちょくちょくみてあげて」と、その女性にお願いしました。

すると、その女性に当然ながら
「あの、あなたは、どちら様で…？」と聞かれ、
チッチ思わず、

「通りすがりのものです」

と返答。
人生でこのセリフを使うことがあるとは、夢にも思わなんだ。

帰宅後、おこわ弁当の袋はげろ袋になっていたので、
その寮で「まい泉」の紙袋を頂き、お弁当を入れて帰宅。

その袋をみて、彼が
「あ！まい泉のお弁当だ♪」
とときめいたのは他でもない、本当の話。
中身をみた彼が「なんで袋がちがうの？」と
聞いてきましたが、もうお疲れです、チッチ。
誰かチッチを癒してください！！