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テーマ:暮らしを楽しむ(383605)
カテゴリ:銀の龍と白いかぶ
ビジネスマンで毎日スーツを着る方はたくさんおられますが、ふだんスーツを着ない私でも、年に1度や2度は正装を要求されるケースはあります。
今回の岡山の実家での33回忌もそうで、おふくろからは 「身内だけの法要だから礼服でなくてもいいけど、黒系の正装にしてね」 との注文がありました。 私の頭の中ではスーツの大きさは結構大きく、その運搬はスーツ専用の衣装カバーに入れて、それを手で持って運搬するという固定概念しかありませんでした。 ですから、クラウンで帰省するならばその点は全く問題なく、衣装カバーのハンガー部分を後部座席のハンドル部分に引っかければ運搬は可能です。 しかし、銀ちゃんで帰省する場合はかなり悩みます。 ハンガーを引っかける場所は当然ありませんし、はためきますからそんな状態で高速道路は走られません。 左右のパニアケースとトップケースはありますが、その大きさはスーツを収納するには小さく、妙に折りたたんで収納するとスーツにシワが入ってしまいます。 となると、運搬する方法としては唯一、革のトランクの上に衣装カバーを載っけて、それを固定用ベルトで一緒にしばる・・・・そんな方法しか考えつきませんでした。 でも考えて見て下さい。 そうやって固定するとしても脱落を防ぐためには強く縛るしかなく、するとシワもよるでしょうし固定性にも不安が残ります。 実は出発の前夜まで、私はこの点に悩ませられていたのでした。 雨の可能性がいよいよ高くなってくる中、そこまで無理をしてバイクで帰省しなければならないのか?? そんな自問自答を繰り返し、一時はクラウンで帰省する方向に傾きかけていた私。 そんな私を見かねて、かみさんがまた起死回生の一発を放ってくれたのでした(笑)。 「いっそのこと、そのスーツをそのトランクの中に入れちゃえば?」 「・・・えっ?!おまえ、大きさ見て見ろよ。この衣装カバーの横幅は革のトランクよりもはるかに広いんだぞ。シワになってしまうだろ」 「衣装カバーから出して、このクリーニングの袋にいれてごらんなさいよ」 そう言われて手渡された、それまでスーツが入っていたクリーニングの袋。 それに収め直して、トランクに入れてみると・・・・・ (は、はいっちまった・・・! しかもピッタリ!! 肩幅も超ピッタリやんか〜〜〜!!!) それまでかなり逃げ腰、弱腰になり、クラウンで帰省することに傾きかけていた私の気持ちを一気に奮い立たせてくれた一件です。 そうなんです、革のトランクにはスーツが入るのです(驚)!!! 2時起き、雨が本格的に降り始める前での緊急スクランブルとはなりましたが、無事にスーツを収納した革のトランクをいつものように銀ちゃんに搭載し、私は実家に帰省することができたのです。 そのおかげで、こんな実家の風景や・・・・ 復路の新名神のサービスエリアで、こんな光景を拝むことができたのでした。 銀ちゃんと革トランクのつかいみち。 その使用用途の拡がりを感じた、今回の岡山法事ツーリングだったのでした。 かみさん、ありがとう。 *へぇ~とか、うんうんと思われたら、こちら↓をポチッとおねがいします!* にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.22 18:42:53
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