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テーマ:暮らしを楽しむ(383549)
カテゴリ:家族
仕事を終えて帰宅。
すると、わが家の一種異様な雰囲気に気が付きました。 ツバメたちが騒がしいのです。 雨が上がり、青空が垣間見える日暮れ時なのですが、たくさんのツバメたちがわが家の上空に集結し、ツピー!ツピー!と鳴きながら旋回しているのです。 あるものは2階のベランダをくぐり抜けるようにして大声を上げています。 ざっと数えて6,7羽いるのです。 「な、なんなんだ?この異様な雰囲気は???!」 かみさんもその異様さに気が付いて、すでに2階の部屋でその状況を見守っていました。 「おい、何があったんだ?」 「私もわからないんだけど、たくさん親ツバメたちが集まってきてるのよ。家のまわりに」 かみさんも訳がわからずただただ見守るばかりです。 ベランダには、洗濯物を取り込むときにかみさんと一緒に出た猫のアキが寝そべっているだけです。 いつもと変わらない光景です。 ん〜・・・・おかしい・・・・ 間違いなくツバメたちが発しているのは警戒声です。 ヒナたちも身を縮めてじっとしています。 そこでネットで調べてみました。 すると・・・・・ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 警戒音「ツピー鳴き」 「ツピー鳴き」は、「ツピー、ツピー」と大きく鳴きます。これはツガイやヒナに警戒を知らせるための鳴き声です。巣の近くに外敵がいたり、危険が迫っているときに鳴きます。 ツバメはこのツピー鳴きを聞くと、ほかの巣のツバメも集まってきてツピーツピーとみんなで鳴きます。こうして集まってきたツバメたちは、複数で外敵の周りを飛び回り、協力して追い払います。またこの鳴き声を聞いたヒナも警戒を行い、体制を低くして巣の中に隠れるなどの行動を取ります。 このツピー鳴きは、主にカラスや猫などの外敵に警戒して鳴かれる鳴き声です。しかし春に日本にやってきたばかりのツバメなど、人間に対してもこの鳴き声を使って警戒することがあります。日本に飛来した当初のツバメは、まだ人間に慣れずに警戒をしています。ただ次第に人にも慣れてきて、人間に対してのツピー鳴きはしなくなっていきます。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ なんと・・・・そういうことだったのか!! あわてて私は2階に駆け上がり、ベランダで寝そべっているアキに向かって声をかけました。 「おい、アキ!こっちに来い!おまえに対して警告してるようだぞ!!」 「えっ?!わたし??」 のほほんとしたアキも、妙に騒がしいツバメの声には耳をとがらせていました。 私が呼ぶとアキも室内に戻ってきました。 すると・・・・・あれほど騒がしかったツピー鳴きは静まり、協力してくれていた他の親たちも飛び去っていったのでした。 なんてこった・・・・けたたましい警戒音「ツピー鳴き」の正体は、猫のアキに対してだったのでした・・・(苦笑) (室内に戻され、ベランダをうらめしそうに眺めているアキです。もちろんツバメにはなんの興味もありませんし、ツバメを襲おうとも思っていません。外で寝そべりたかっただけのアキです。ちょっとアキには気の毒ですが、ツバメのエサやりが大切な期間、ベランダでのほほんとするのは避けてもらいましょうかね〜(笑)) (親の声が警告音からいつもの優しい声に変わると、こうしてヒナたちはエサをねだって伸び上がります。ビックリさせてごめんね、うちのアキが・・・(笑)) *へぇ~とか、うんうんと思われたら、こちら↓をポチッとおねがいします!* にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.22 18:55:51
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