2006/11/27(月)23:12
復党かよ
阿部俊子という政治家がいる。元看護士。
昨年、岡山に飛来してきた落下傘だ。
小選挙区では平沼赳夫氏に大敗したが、比例区で復活当選。
未だに地元では知名度がなく(当然だが)影も薄い。
平沼氏は一年経っても誓約書を拒み、自民党には復帰できなかった。
しかし地元の長年の支援者達は、党を超え、平沼氏に
「意思を貫いてほしい」
と訴えたらしい。
無所属のままでは、できることにも限度があろう。
去っていく支援者もいるだろうが、
しかし、ここで、新たに平沼氏の支援者が増えたことも確かだ。
清濁併せ呑むことのできない、生き方は下手だけど筋の通った生き方。
それもまた、いいじゃないか。
復党しようがしまいが、
いずれにしても12人には冷たい風が吹くのだろう。
彼らはその風を追い風にするのか、
それとも、風に吹かれてどこかへ行ってしまうのか?
人生、いろんな風が吹く。
どんな風が吹こうと、その風を受け容れながらも
その風のいいなりにはならず、
たとえ飛ばされようと、着地点は自分で探して、
そしていつかは自分で風を起こすことができるような、
そういう生き方を選びたいものだ。
個人的には、11名の復党には賛成だが、
全員で誓約書を拒否するくらいの意気込みは欲しかった。
…結局、復党かよ。