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カテゴリ:セキセイインコ
先日亡くなったキーたま。
我が家ではまだ、キーの抜けた穴は埋まっていません。 セキセイたちも、あまり騒がなくなりました。 お返事する相手がいなくなったからかもしれません。 今日はキーたまのことについて、お付き合いください。 最初に気が付いたのは尿の色がクリーム色だったことです。 2004年9月のことでした。 翌日も尿の色は同じ状態だったので、すぐ獣医さんへ予約しました。 キー自身はとても元気で、少し発情していました。 糞便検査と血液検査の結果、肝臓の機能が低下していました。 その時点では、発情&換羽によるストレスで肝臓に負担があったのかも。 肝臓の飲み薬とビタミンKの点滴で様子を見ることにしました。 写真は尿酸が黄色い糞。 一番状態が良くない写真です。 換羽や発情のたびに、良くなったり悪くなったりしていました。 治療を開始して半年程経った頃から、嘴や爪に出血班が現れるようになりました。 一見「どこかにぶつけたかな?」という程度の内出血に見えますが、 定期的に現れては消えるようになると、やはり肝臓の問題です。 薬の内容を変えて、飲み水にネクトンQを使用することになりました。 その後1年程で出血班は現れなくなりましたが、嘴の過長が現れました。 これは定期的にカットするしかないのですが、 だんだん嘴が2枚爪のようになり、先端は薄く・もろくなってしまいます。 折れてしまうと大出血の可能性もあるので注意が必要です。 この後も嘴は定期的にカット。 羽に異常が出てきたり、肝臓の影響で心臓が肥大したり、 いろんな症状がありましたが、キーは最後までご機嫌で楽しく毎日を過ごしました。 最後の日…。 「まだ寝ないよ~。」ってアピールしていたキーに「また明日ね。」と 声を掛けて布をかぶせました。 おそらく暗くなってからも「ぽりぽり…」ごはんを食べていたのでしょう。 そして餌箱の目の前の止り木で嘴を背中に入れて、 「明日は何して遊ぼう。」と楽しい夢を見ながら、 そのままの格好で心臓が止まってしまったらしいです。 背中に嘴を入れて、そのうには餌がいっぱいあって。 上記の症状は肝臓機能低下の典型的症状です。 なるべくなら、尿の色の段階で気づいてあげられたら、 たいした事にならずに済みます。 キーはどうやら遺伝的なものだったので、治ることはなかったのですが。 少しでもいつもと違うことがあったら、獣医さんへ連れて行ってあげてください。 キーのこと、誰かが役に立ててくれたら、キーの命も2倍・3倍の価値になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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