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六本木ヒルズってのは、まだ見たことがない田舎物の私にとっては東京の象徴だね。
うちの会社の本社からも歩いていけないことはない距離(いまさら、東海道中膝栗毛 とか奥の細道の話をする必要もないでしょう。たいがいのところは「歩いていけない ことはない距離」)にあるので、ちょうどうちの本社がこのビルに移転するという計画 を本社に勤める同僚から聞いていたところを、妄想していた私にとっては、注目のビ ルだった。 記事を見た当初は、親も手不注意だったのかな、位にしか思っていなかったけど、 どうやら事情が違うらしい。 http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/accident.html?d=29kyodo2xxx-xxx-xxxxx31&cat=38&typ=t (恐怖その1)センサーか何かで「入ると回転がスピードアップ」する、不合理。 勝手にスピードアップしちゃ、だめでしょ。タイミングってのがあるんだから。わ れわれはドラムをくるくる廻るねずみかいな? (恐怖その2)緊急センサーの不作動。 隙間に物が詰まったら即座に停止しないと、おばあちゃんがめがねとか探してたら どうするつもりかね。 (恐怖その3)「体重100キロ近い父親がドアを押さえてもビクともしない。」 扉それ自体をまわす力があれば十分でしょ?どうしてプラス100キロもの力が必 要なのか? この体験談を見るに、これらは恐怖以外の何者でもない。 そもそも、回転ドアは以下の面でメリットをもつと思われる。 (a)内外の温度差が激しい季節に、空気が大量に入れ替わることなく人が出入りでき る面で有効。 (b)金融機関などセキュリティを高める必要のある店舗において、「悪い人間たちの 大量侵入を阻む」とか「逃げ足をいったん遅くさせる」などの抵抗として有効。 その反面、以下の面ではデメリットをもつと思われる。 (c)大量の荷物を抱える人、乳母車などを押しながら入る人などにとってはまさに 「バリア」となる。 (d)同時に外と中から利用する際、利用者の呼吸が合わなければ利用が難しい。これ は子供や歩行に障害のある人、高齢者にとっては利用しづらい「バリア」となる。 (e)一度にたくさんの人を入場させようとすると、大きなものを作らざるを得なくな り、回転ドア自体が重くなるので、手で押すには相当に強くまわすこととなるため、 電気によるサポートが必要になる。 だが、そもそもこのビルで回転ドアを採用する必要自体がなかったはず。 内外の気温差が激しい地域にあるわけでもなく、セキュリティが求められるわけで もない。むしろ幅広い顧客層に大量にきてもらわなければならない商業ビルだ。 つまり、使う必要のないところにわざわざ回転ドアを使ったミスマッチもこの不幸 の原因の根底にある。 なんだか、新しいものとか珍しいものが好きなのはしょうがないが、最低限、安全 は確保すべき。 我が家は以後、安全が確保されるまで、家族を連れて回転寿司には行かないことに した。皿を取ろうと手 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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