2011/06/11(土)17:17
映画「マイ・バック・ページ」の、見事に再現された、昭和の空気感...!
映画「マイ・バック・ページ」、観てきました!(^O^)/
予告編を見て、妻夫木聡×松山ケンイチの共演に魅かれ、「ちょっと観たいな...。」とは思ったのですが、 ......こんな、重そうで暗そうで、社会派で硬派な映画、誰も一緒に観に行ってくれないだろう...と、諦めていたのですが(^_^;)一人だけ、この映画に誘ってくれました!(驚!) ハイ、それは、Rieちゃんです!(笑) しかもRieちゃんは、俳優に魅かれたのではなく、昭和の、この時代に魅かれたらしい...☆(@o@) ↓ そんな、Rieちゃんの期待を裏切ることなく、「昭和の空気感」に、どっぷり浸れる映画でした! 小道具、セット、あと、俳優の顔や喋り方まで、昭和~!! 妻夫木くんと、松ケンの、緊張感、緊迫感...!! ちえぞうの期待以上の、素晴らしい演技!! 特に、妻夫木くんは、「悪人」の時の演技といい、本当にいい俳優さんです☆ 141分という、長い映画なんですが、全く長く感じませんでした! 途中で醒めることなく、映画の中に入り込んでいたんだと思います...☆ 注意! ここから、ネタバレありますので、これから映画を観ようと思っておられる方は、読まないでください! 時代は、1969年。学生運動、全共闘も終焉を迎えた頃に現れた、自称活動家、梅山(松ケン)。でも彼は、「遅れて来たヒーロー」または、「ヒーローになれなかった奴」...。 予告編では、松ケンがカリスマみたいな印象を受けるけど、実は彼は、「ヒーローになりたいだけの、幼稚なヤツ」なのです...(;一_一) しかし、梅山に魅かれ、親近感すら覚えた、新米記者の沢田(妻夫木)は、彼を信じ、自らの記者生命をかけて、彼を取材する...。(←やめとけ~!と、心の中で叫ぶ、ちえぞう☆) しかし、沢田もまた、「本物の新聞記者」になりたかった、若者...。彼ら2人の、熱い思いとはうらはらに、殺人事件は、起こるべくして、起こってしまう...! ...この時代の東大生といえば、エリート中のエリート!...なのに、全共闘はすでに終焉を迎えており、活動している学生は、何と戦っているのか分からない、残党ばかり...。 自分は本物になれるのか?!という、若者の焦燥感、プライドの高さ、驕り...。 何を信じるのか、何をすべきなのかという、悩み、葛藤...。 そして、挫折の物語です...☆ 現代人が見たら、「ばかばかしい」ことを、彼らは、愚かなくらい真剣に、真面目に生きていて、胸を打たれました...! 青春の終わり、時代の終わり...。 最後の、沢田の涙は、観る人によって、違って見えるかも...?? ちえぞうには、「本物になれなかった自分、若かった自分への、切ない悲哀、痛み、少しの後悔」に見え、こちらまで切なくなりましたが(;_;) あなたには、どう見えましたか...?? しかし、この映画の監督が、若干36歳というのは、驚き!(しかも、ちえぞうの大学の後輩だ(@_@))この時代を知らないからこそ、作品のリアリティを、とことん追求したのか... ちえぞうも、産まれたか産まれてないかの時代、もちろん、この時代の記憶は無いのに、なぜか懐かしく、心魅かれる、1970年前後...。 そして同様に、なぜか心魅かれる、この映画...。 テーマ的にも、多分ヒットはしないだろうけど(^_^;)観て損は無いです!...久しぶりに、オススメ映画です♪♪ 「マイ・バック・ページ」 ↓ 原作は、コチラ(*^^)v
劇中のテーマソング「マイ・バック・ページ」奥田民生×真心brs ↑ めっちゃ、オススメ! ↓ 関係無いですが、AKB総選挙、終わりましたね(^~^;) 「子どもが、何枚も何枚も同じCDを買ってる!(泣)」と叫んでいたママは、1人や2人じゃありませんでしたよ...☆
ウチの息子は、AKBファンじゃなかったので(相変わらず、綾瀬はるかファン(^_^;))高見の見物で、選挙を楽しんだ、ちえぞうでしたが~...。 選挙後の、あの大量のCDは、みんなどうするんだろう...?(^o^;) エコとか節電なんかの、真逆をいく、大量生産、大量消費、大量廃棄に、気が遠くなるワ~(@o@) 魔王K姐に、「マツケンは、松平健と違うで!」と言うと、「知ってるワ!!」と、殺されそうになったちえぞうに、ポチポチお願いします(^~^;)