2006年10月の記事一覧 | パキスタンで修行中改めバングラで瞑想中

目玉に異物

　１５日の日記で記述したように、コックのミールさんが帰郷しているので、夕食を何か作らなければならない。　ミールさんはタッパにお茶碗５～６杯分のご飯を冷蔵庫に保存していた。それを使って、一昨日は適当にチャーハンを作ったが、醤油とみりんを入れてみたところ、フライパンを焦がしてしまい出来は最低のものとなった。　今回（昨日の夕食）は「焼き肉やさんのビビンバ」というのが引き出しから見つかったので、賞味期限切れではあるが、作ることにした。袋にはご飯２杯分に対し、一袋を使えと記載されていた。ご飯４杯分は残っていたので二袋を使うことにした。　袋に記載されているように油を引いて、強火で卵とじを作る。なかなか上々である、そのままご飯を入れろと書いてあったので、挿入し卵とご飯を混ぜ合わせ、ここまで順調（昨日とは雲泥の差だな）と油断したところ、何かが勢いよく我が輩の目に向かって飛んできた。「あちぃ～」何がなんだか分からず、目をこすってみると一応見えており、ちょっと違和感があるが、お湯の状態の水がはねたのだろう、冷えたので水滴となって消えたと思い、そのままご飯と卵を炒めて、一旦火を止めて、仕上げの「焼き肉やさんのビビンバ」を挿入し再度強火で炒め出来上がった。　そのフライパンを使い、冷蔵庫に残っていた野菜（キャベツ、人参、ピーマン、インゲンみたいな豆）を油で炒めておかずとした。　さて、落ち着いて食べ始めると「野菜炒め」の味が味の素、黒胡椒、塩を入れただけだったので薄い、ビビンバがご飯なので「焼き肉のたれ」をふりかけ焼き肉屋の鉄板で焼いた野菜のような感じになり、ビビンバと相まって、我ながら満足した食事となった。残ったビビンバは本日の夕食用として冷蔵庫に保管。　だが、先ほど負傷した目がどうも気になる、何とも違和感がある。食器を台所に戻し、寝室のクローゼットの鏡で確認すると、白い異物が目の中に見えた、「何じゃこりゃ」あわてて洗面台で手を洗って、目の中に指を入れ取ってみると「卵の白身」先ほどから違和感を発していたものだ。目の下の睫毛も焦げた形跡が見られ「ごわごわ」している。瞬きすると痛みを発するし曇る。明日（本日）先生に見てもらうことにしよう。　本日、朝の目の状態は幾分回復し曇りはなくなったが、先生の所に行って上記を説明、目薬をもらう。先生曰く「目の中が赤くなっており、少々炎症を起こしている、この目薬で炎症を抑えるしかない、炎症が治まれば痛みは取れる、ただ、角膜を傷つけていると、視力が落ちたり、白内障の原因となる」。　「なんと「ビビンバ」を作っていて視力を落としたのか？はたまた白内障の原因を作ったのか？ま～やっちゃったことだからしょうがない。歳と共に反射神経が落ちたかな」とか頭の中で巡らせていた。↓読後一票のつもりでクリックしてね↓人気blogランキングへ ↓いつもは味に文句をつけているミールさんが懐かしい！！↓

高価な植木鉢

　今日は、朝から不機嫌になった。　先日の嵐で自分の背丈より高い植木を植えた鉢が倒れ壊れた。新しい鉢に換えるよう庭師のアクバルに頼んだ。　新しい鉢を購入し立て替えたので、払ってほしいと領収書を持ってきたが、なんと４つの鉢で２０００ルピーもする。何でこんなにするのか尋ねると、どうも前のものに比べ丈夫な素材（パキスタンでは煉瓦焼きが盛ん、粗焼きで前のものに比べそんなに丈夫に見えない）で次回同じように倒れても壊れないと言っているらしい。　パキスタンの物価を考えると高額である、私が庭師に支払っている１ヶ月分の給料の大凡２／３、同額でガソリンを購入すると約４０リットル、ディーゼルだと５２リットル買え、１ヶ月の電気代の約半分位の価値がある。　納得ができないので、「返してこい、払わない」（たぶん無理と分かっていたが）と伝える。庭師は英語ができず、間に入った運転手のナシームさんが説明した。　「植木を植えてしまい使用済みであり、引き取ってもらえない、タクシー代だけで３００ルピーかかる」困った様子で、ナシームさんにそのように伝えたらしい。　昼の門番もきて、ナシームさんと共に「ああだ、こうだ」とウルドゥーで庭師に尋ねる。　いい加減、埒があかないので「今回は払うが、次回より買う前に我が輩に値段を伝えろ、決めるのは我が輩である」とナシームさん経由で伝えた。　安心した様子で「分かった」と言ったようだ。　私の方は未だ納得できなかったので、会社に行く途中もナシームさんに「壊れた場合は本当に保証があるのか？ナシームさんだったらそんな高価な植木鉢を買うか？日本でもそんな高い植木鉢を買ったことがない、一番最初に費用対効果を考えるよう伝えてほしい等々」小言を言って憂さを晴らしながら出勤した。↓読後一票のつもりでクリックしてね↓人気blogランキングへ

北方遠征記（前準備）

　土曜日の１５時からコックのミールさんが２回目の連休をとり帰郷した。　イード（ラマダン（ラマザン）明け休日）の前倒しの連休を与えた。　イードは、我が輩も２回目の連休を使い北方遠征に向かう。ミールさんには水曜日の夜に帰ってくるよう伝えた。　イードの間は運転手兼散歩要員のナシムさんと餌を与えるミールさんは我が輩の愛犬の面倒をみるためイスラマバードでお留守番。　我が輩が帰ってきたら、次にナシムさんがイードの後倒しの連休をとることとなっている。イスラマバードに居住して約４ヶ月であるが、ナシムさんは３回目の連休をとることとなる。　１回目と２回目の帰郷は実家の建物が昨年の地震で倒壊したため、政府からの補償を受け取るため手続きを行いに帰ったが、未だにその手続きが進んでいない。実家よりの連絡があったら、もう一度帰りたいと希望している。　今回はラマダン（ラマザン）明けであり官庁等の業務は遅延していることが見込まれ手続きは無理、もう１回帰る必要があろう。　本日、別件で朝６時に外出する用事があり、昨夜の嵐（雷の轟音、大雨及び凄い風で我が家の前の丘の木々の揺れる音から表現）で気温が急に下がり、我がマシンの車外温度計を見ると１５度を指している。　今週末の北方遠征（標高４８００ｍの場所も含まれる）には冬物が必要と実感。　帰宅後、冬物を段ボール箱から出してみた。北方で使うトレーナー類（セーターやジャンパー）は問題なかったが、背広類が皺だらけでとても使えそうにない。連休中は必要としないので来月早々にクリーニングに出そう。　イードには、使用人に対し給料の半月分を渡すことが通例となっており、給料、北方遠征代とあわせると少々出費がかさむ。↓読後一票のつもりでクリックしてね↓人気blogランキングへ

盗人

今週の月曜日に会社より借用している携帯が盗まれていることに気付く。１０月初旬より内外装の塗り替えのため、大家がアレンジした職人が出入りしている。今までも同じように充電器に差し放しで２、３日放置していたがこのようなことはなかったことから、使用人の仕業ではないと思われる。火曜日大家に「もし見つからないようだと我輩の責を問われる、また、貴方に対する信頼関係も損なわれる」と相談した。大家よりは「直ぐに業者と接触して善処したい」水曜日に大家より「携帯が見つかった、帰宅後渡しに行きたい」と連絡があった。帰宅すると大家と現場を監督している社長が現れた。大家：「今回は申し訳なかった。社長も謝りに来た、どうも屋根を塗らせた雇って日が浅い人間が盗んだようだ、これが貴方の携帯か？」社長：「本当に申し訳なかった」大家から受け取った携帯は画面の設定が変更され、ケースはなくなっていた。我輩：「ケースがないが、我輩のだ」大家：「それは良かった。本当に申し訳ない。」我輩：「使用された料金はどうするのか？」社長：「後で清算する」我輩：「了解した」何ともすっきりしないが、盗んだ奴はこの社長にこっ酷くたぶん殴られていることだろう。イスラム法典では盗みは腕一本切り落とされる罪と称されており、サウジでは近年までそれが施行されていた。パキスタンではそこまではないにしろ、何らかの制裁が与えられていることだろう。今回の教訓として使用人にテレビ部屋の鍵を渡しかけさせる、そこから先の部屋（我輩のＰＣ等保管している主寝室）には必ず使用人が付き添うよう指示した。↓読後一票のつもりでクリックしてね↓人気blogランキングへ

ロータス・フォート遠征記

　１０月に入りイスラマバードの残暑も終息しつつある、ある日曜日のこと。　Ｔ副隊長はじめ、隊員総勢１０名でロータス・フォートへの偵察を試みることとなった。残念ながら前回遠征を共にした０隊長、フルボディなワインしか趣向しないＴ隊員は別件にて不参加。　イスラマバードからロータス・フォートまで通常だと１時間３０分程度であるが、今回は時空の亀裂などの修復工事のため、片側２車線・中央分離帯があるラホール行き国道が片側１車線両面通行の状態で約１時間程度走行したため、約２時間を要した。　３台で車列を組み、先頭は道先案内の得意な専門家Ｔ隊員、今回指揮を執るＴ副隊長を乗せ我輩のニューマシン、２台目には前回同様「３歳にして空手の達人」Ｍ隊員率いるＩ号車、３台目には今回初参加となる「Ｍ隊員に密かなる恋心を抱きつつ長男らしさが随所に見える」Ｙ隊員、「２才ながら運動能力・行動力では大人顔負け」Ｋ隊員らが同乗するＮ号車で突き進んだ。　ニューマシンを操る我輩のドライバー（←クリック）は、断食中にもめげず集中心を保ち後続車に気を配りつつ、制限速度を保ち、両面通行の間は積載オーバーの物体を追い越すのに苦労しつつ、何とかロータス・フォートと看板のある側道まで辿り着くことに成功。後続のＩ号車は対向から来る隕石のような物体と危なく遭遇するところだったとのこと。　側道からロータス・フォートまでは約８ＫＭあり、マシン１台分しか舗装されておらず、対向から来る物体がある時には砂利道に車輪を乗り上げ走行。残念ながらパキスタンの観光への力の入れ方が伺える。　ロータス・フォートの城内に入るには東門を通る。四角形の形状をしており、第１の門と第２の門は直角になっており、敵が侵入した時には第１の門を木や鉄の支柱を使って破っても、そのままの第２の門を突き破ることが出来ないようになっている。長い支柱を使った場合には角度を変えることに時間を要し、その間に門の上から石、火、弓で射るようになっていた。また、帰り際に立ち寄ったソハール門（←クリック）は第１の門しかなかったが壮大で象が通れる高さがあった。　そのまま城塞の中に入ると村が見えてくる。城塞の中になければありきたりの村である。かわいい少女たちが家事や牧畜を勤しむ。村の路地を通り過ぎるとロータス・フォートの内壁が見えてきて駐車場に辿り着く。マシンを降りると日差しが強く、この時期のイスラマバードにはない暑さを感じる、専門家Ｔ隊員によればイスラマバードより３００Ｍくらい標高が低いという。　つかつかと観光局の番人が近寄ってきて、外国からきた人は入場料２００ＲＳだと告げる、専門家Ｔ隊員が茶目っ気たっぷりにイスラマバードから来たと告げ、一言二言やり取りがあり、パキスタンに滞在していても外国の人は一人２００ＲＳの入場料だという。タキシラと同額である。断食中にもかかわらず、この日差しの中、訪れる人が来るか来ないかわからないのに、仕事とは言えがんばってるな～と感心。　駐車場から城壁の方へ約１００Ｍくらい砂利道を歩くと、内城壁の門に辿り着く、内城壁の中は王様が遠征した時に居留する宮殿（本丸）があったらしい。今は５００年の月日に朽ち果て、城壁と塔しかない。　まず北の門（←クリック）からカハーン川を一望する。水は少なく、どんよりと流れていて、川の周りの土は土漠のように赤茶けていた。そこの城塔（←クリック）には断食で疲れたか、オヤジ（←クリック）が寝ていた。　そこから、来た方向に戻り、内城壁の西側へ向かう、草パラの中を歩き、途中に城塔（←クリック）がある、その城塔の下に配電盤（←クリック）がむき出しの状態で放置されていた。以前は塔をライトアップさせようと試みたかのようだ。　西側の城壁は階段（←クリック）が急角度、かつ、いびつで大人でさえ苦労をしていたが、Ｋ隊員は未だ歩き始めて間もないにもかかわらず兄(Ｙ隊員）と共に果敢にアタック、その運動能力には感心する。それに伴い１個年上のＭ隊員もタキシラの時とは違い抱っこをせがむことなく登っていた。　城壁の上には見渡しの良い畳１０畳くらいのスペースに処刑用の穴（←クリック）があった。穴は城壁の奥深くまで空洞となっており、そこで遺体を処理する人々が薄暗い部屋で作業をしていたのだなと想い浮かべた。城壁の外側はビル５階くらいの高さの絶壁となっていて下には緑濃い森林が見える。また、城壁には外に向かって穴（←クリック）を開けていて、外敵からの侵入を石、火、弓を射って防いだという。　この場所から北側に連なっている城壁の景色（←クリック）がまた美しい。西側の城壁から降り、内城壁（←クリック）の門のところで一休みすることとした。　門が日差しを遮り、門を抜けて気持ちの良い風が流れていた。ふと先ほど登った西城壁の処刑台のスペースを見るとパキスタンのオヤジがそこに立っていた。なるほどあそこで行うことで見せしめになるのだなと感心した。オヤジの腕の時計が光って眩しい。　なななんと！！この宮殿に家具を納めていた家具職人となった。　だが、おりしも内乱の世が続き外敵の侵入を防ぎきれず占領され、前線が東方に移り城塞は朽ち果てることとなる。これから何をすべきか、このまま女房の実家の世話になりこの地に残り牧畜を勤しむべきか、はたまた都を目指すべきか、思案に苦み天を仰いでいた。↓読後一票のつもりでクリックしてね↓人気blogランキングへ

最強マシン運用

　ディスプレイを購入したその夜に、自作ＰＣのＨＤＤを装着し電源を投入したが、全然バイオス画面が表示されず、起動しない。　何でだろ！日本からの輸送で問題が生じたか？確かに筐体のネジの部分が凹んでいた。（←クリック）投げられた形跡と思われる。　さてどうしたものか！まずはシリアルＡＴＡ仕様のＨＤＤの繋ぎ方を変更し試すが、起動せず。　さてさてどうしたものか！次に触ったのはＣＰＵとメモリー。ＣＰＵのファンがＣＰＵに接してしっかり定着しているか、メモリーもマザーボードにしっかり定着しているか確認して、再度起動するも変化なし。　さてさてさてどうしたものか！なるべくならＣＰＵだけは外したくない、装着する時にシリコン・グリスを塗らなければならなくなる。まずは、メモリーを全て外すことにした。　我輩のマザーはＡＳＵＳ製Ｐ４Ｐ８００－Ｅ　Ｄｅｌｕｘｅ、メモリーソケットは４本（←クリック）あり、全てメモリーを装着していた。　まずは、512MBのメモリー１本を装着し、起動を試みると何とバイオス画面が表示され、その後ＸＰへと移行ができた。　ログイン画面で終了を選択し電源を切り、2本目を装着、デュアルチャネル対応し1本目と異なる色のソケットに装着、起動すると問題なく起動を確認。　では、3本目、4本目を一気に装着し起動を試みる。また、元の状態に戻った。何も表示しない。メモリーが原因。　3本目のメモリーを装着し、シングルチャネルで対応、問題なく起動。さては、残ったメモリーかと思い、そのメモリーを正常に起動したソケットに装着すると何と起動するではないか？　では、4本目に残ったメモリーを装着し試みると、また動かない。マザーのメモリーソケット部がおかしいのか？メモリーとの接触不良が考えられソケット部を目視による確認や装着して遊びがあるか確認したが問題ないように思われる。　再度4本全てを装着した上で電源を投入、何とバイオス・ＸＰへと起動できた。ログオンしてみると何だかHDDの容量が少ない。やはりHDDも痛んだのか？そろそろ再インストールしようと思っていたところであり、できたらRAIDを使用せず、ソフトでバックアップするような仕様変更したかったので丁度良い時期とあきらめ、バイオス画面でRAID設定をオフ、CD起動によるXPをインストールし始める。　ここで夜も明け方となる。もう疲れた、そのままにして明日の朝インストールを確認しようと、ベッドに入った。　朝一番確認すると、一応「時間・場所の設定画面」が表示され正常にインストールが進んでいるようだ、そのままにしておく。　使用人に我輩のベッドルームに入るなと伝え、出勤することとした。　夕方帰宅すると、朝のままベッドメークもされず、誰も入室した形跡がない。パソコンの置いてある机もそのままの状態。続きの設定を始める。　夕食もそこそこに設定をし続ける、正常な状態で起動したことを確認し、バックアップソフト「TURE IMAGE」で２台目のＨＤＤにバックアップファイルを作成し一安心。またもや夜更けとなり、ベッドに潜り込む。　次の日の夜、ドライバーソフトおよびアプリケーションソフト「INTERNET SECURITY」「SKYPE」「FIREFOX」「DVDCOPY2」などをインストール。再度バックアップを取る。　やっと落ち着いて今回購入したスピーカを接続、液晶ディスプレイと共に運用し始める。↓読後一票のつもりでクリックしてね↓人気blogランキングへ

イスラマバードで市場調査

　今までノートＰＣでインターネットやブログなどを見ていたが、やっと日本から持ってきた自作ＰＣを起動する気になり、イスラマバードで購入する予定だった液晶ディスプレイ（スピーカ付）の市場価格を調査に行こうと思い立った。　イスラマバードでパソコン関係の部品等が手に入るのは、ブルーエリアのＧ７側、例えるならイスラマバードの「秋葉原」約３０～４０件軒先を並べている地域、その他には住宅地の真ん中にマーケットと呼ばれる商店街に食料品屋や雑貨屋などに紛れてぽつりぽつりとお店を構えているものしかない。ブルーエリアに行くことにした。　ディスプレイを店先に並べている店を見つけ、価格を聞いてみると以下のとおり。１．１７インチディスプレイ（スピーカー付）が、12,000ＲＳ（約24,000円）２．１９インチディスプレイ（ワイドタイプ）が、15,700～16,000ＲＳ（約31,400～32,000円）５軒回って時間切れとなって、明日お金を交換し、購入することとした。　翌日まずドルキャッシュをルピーに交換するため、RIAZという交換所に向かい、300ドルを交換。（１）今まで購入経験のあるお店（店主も自分のことを覚えていた）の所に行き、値引き交渉始まる。自分：前日他の店では15,000で売っていたが、貴方の店はいくらか？店主：15,900がラストプライスだ。他の店は現物をもっていない。自分：わかった。（店を出ようとすると、声をかけるはず）店主：無言。（２）次にそのお店の斜向かいにある店（前日15,800がラストといっていた）に向かう。自分：（どうも15,500くらいでないと反応がないと思い）15,500でどうか？店員：昨日提示した額がラストだ。自分：（ちょっと不安であるが、他にもう１軒値段を聞いていたので）そうか。（店から出ようとしても無反応）。（３）３軒目に向かう（この店は15,700と言っていた）。自分：（昨日きて今日もきたことを前面に出して値段交渉することにしよう）昨日来たの憶えているか？店にいる他の客：俺が覚えているよ、他の店の値段を聞いてくるといって出て行ったでしょう。俺は同じこの椅子に座って見ていたよ。自分：（昨日いた客がいるのか？ちょっと形勢が悪いな）昨日も来て、今日も来たのだから15,500で売ってよ、キャッシュで払うから今日のイフタール（断食後の食事）ではご馳走が出せるよ。店主：いつもうちはご馳走を用意しているし、うちはキャッシュのみの商いしかしていない。でも、15,500で売るから15分待っていろ。自分：ここの店に現物ないの、昨日はそんなこと言っていなかったよ。店主：聞かなかっただけだろう。待つのか？自分：ＯＫ。先ほどの客が間をもたせようと話しかけてきた。その客はサーバを購入するため見積もりを作っていたらしい。その客：何で今19インチディスプレイが欲しいのか、後2年待てば安くなるのに？自分：必要だから買いにきたよ。後2年も待っていたらイスラマバードからいなくなるよ。客：（大笑い）自分：２年後にはもっと大きなスクリーンとか、特別な技術のものが欲しくなるよ、テレビも昔は14インチで十分だったのに、今では30インチが主流じゃない。客：確かにそうだな。　そんな話をしていたら、若者二人組が入店してきて、ヘッドホーンとマウスが欲しいと言っているらしい。　店主がいくつかのマウスやヘッドホーンを並べて、説明していたがウルドゥ語でわからない。　先にいた客が見積もりを持って帰っていった。　若者たちが勘定を払ったが、マウス（多分USBの普通のもの）、ヘッドホーン（頑丈そうで使い勝手がよさそう）、生DVD1枚で500ルピー札を渡しおつりを200ルピー貰っていた。　そうすると600円で上記3種を購入したのか？この店は人を見て値段が決まるのではないか。　そんなこんなでディスプレイが他の店から届いた。現物を見るとスピーカがない。　店主にあると言ったではないかと文句をいうと、そんなことは言っていない、他の店で聞いた話であろう。　納得できなくなり、他の店の現物を見に行くことにした。前述の２軒に行って現物の箱に書かれた内容を確認するとやはりスピーカがない、他の店で聞いてみると１９インチはスピーカなししか置いていないという。どうも、１７インチと混同していたらしい。　元の店に戻り、購入することにした。スピーカが必要になり、店主にいくらか聞くと600ルピーで1200Wのものを出してきた。　先の若者たちが購入したヘッドホーンはいくらだと聞くと250ルピーという。3種全てで16000でどうか？　店主も折れて、16100で購入できた。　結局、店主の言い値でいう、ヘッドホーン1個をプレゼントされた。　次回何か必要なものが見つかったら、この店で購入しようと！！↓読後一票のつもりでクリックしてね↓人気blogランキングへ↓購入した３種↓