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なまずのつぶやき

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2010.11.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
所用のため、木曜練に参加できず、全く乗れなかった。

先日は、Namazu Plus Tochigiの名前の由来に係る「うずまのなまず」の民話について、

記した。その民話が掲載されていた本に、なまずの木曜練コースの一つになっている板荷に伝

わる、もうひとつの「なまず」の民話が載っていたので、それをそのまま、ここに載せてみよ

う(グログの行数制約上、行変えは原文と違っている)。


「なまずの使い」

上都賀郡の板荷というところに、三川淵という底の知れない深い淵があります。

ここには、大むかしから主の大なまずがすんでいるといわれて、おそれられていました。

氏神の祭りに、村人たちが当番の家へ集まって酒盛もりをしたとき、

「三川淵に、でっけえなまずがいるっちゅうが、おらこの年して見たこたねえ。」

という老人のはなしをきっかけに、よっぱらっていい気持ちになった連中のなかに、

「どうだえ、あしたの朝、あくをまいてみんべえじゃねえか。」

「でっけえなまずでも出たらおもしれえ。おらひとりでやってみんべと思ってたんだ。」

などという者がって、みんなあくる朝をたのしみに帰って行きました。

この家の主人が、あしたの魚とりの準備をおわって寝ようとしたところへ、

「こんばんは」

と聞きなれない子どもの声がします。こんな夜おそく、どこの子だろうと、

「だれだや。」

「・・・・・。」

「何の用だ。」

「あい、三川っぷちへあくぶちこむってのはほんとうかえ。」

「いってえ、おめえはどこの子だえ。」

「隣り村のもんだよ。おらの家じゃ、みんな三川っぷちの主を信心してるんだ。

あすこだけは、魚をとんねえでもらいてえと、おねげえに来たんだよ。」

くらやみにすかして見る子どもの姿は、うちしずんでとても心配そうでした。

めんどうくさいと思った主人は、

「ううん、そうか。そりゃ心配かけたな。あんなところへ手をつけるもんか。主のたたりがお

っかねえかんな。」

「ほんとに心配ねえけ。」

「心配ねえよ。夜もふけちゃけえりも困らあ。早くけえって、

おとっつあんやおっかさんを安心させな。」

「ふんじゃ安心したよ。三川っぷちの主もどんなに喜んでくれっか知んねえ。」

「どうもありがとう」

と殊勝にもおじぎをして帰ろうとしました。


・・・・・ 続く。・・・・・







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Last updated  2010.11.25 19:57:00
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