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ワタシ未亡人/パパは神様

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2005/05/24
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カテゴリ:未亡人のつぶやき
まずはじめに。。。
お子さんたち、ゲームにはまっていますか?
うちはあまり興味がなくって、せっかく買ったプレステももっぱらDVDを見るのに使っている始末ですが。
ついにやってきました。
手始めに「たまごっち」
そして、急にやってきてアオイさんの中で大ブーム「おしゃれ魔女」。
ムシキングと同じセガのカードゲームなのだけど、
それがやりたいがばかりに(ご褒美が出るときがあるから)、いろんなことに頑張っちゃってるアオイさん、なのです。

さてさて、昨日もそのゲームをしに、出かけました。
土日は並んでいるので1回やるのだって大変なのです。
昨日も2・3人の列があって並んでいたら。
「いたいた!!」と声をかける人が。

アオイさんが赤ちゃんのときからのママ友達。
もちろん、パパのことも知っています。
車を見かけたので探していたんだとか。

いわゆる「母親学級仲間」のママさんたちとは、
小さい頃から子供同士も兄弟のようなつきあいをしてきました。
だけど、私が死別して、
「死別した私を知ってる人」とのおつきあいが辛い時期があって、
幼稚園も、あえてみんなが行かないところを選びました。
そこでのスタートも大変だったけれど、よい仲間にも恵まれて、
あの選択で良かったと思っています。
彼女たちとも、年賀状のやり取りや、年に数回会うくらいですが、近況の報告などしあって良い関係を保っています。

だけど、ただ一人。
ある出来事で、私の気持ちがだめになった人がいます。
その人は、私が死別する少し前に自分の病気のために、妊娠していた第2子を流産して、とても傷ついていました。
回りまわって病気のことも知っていたけれど、彼女自身が隠していたこともあって、私は、原因は「知らないふり」を通したので、彼女の力には何もなれませんでした。
死別した後、彼女が新居を購入して引越し。
今思えば何もそこに私を誘うこともなかっただろうし、私も誘われたからって、のこのこ行かなくても良かったのだけど。
その時の彼女は再びの妊娠、そしてピカピカの新居と、自分に比べて何もかも輝いていて、余計に気持ちを滅入らせるものでした。

お祝いで行った場所なのに、愚痴ちゃったんですよね。
義理両親のこととか、死別したこととか。
今みたいに死別仲間がいたわけじゃなく、無意識に「分かってもらえるんじゃないか」って思ってしまって。
彼女にしてみれば、自分は乗り越えたのに、「どうにもならないこと」でうじうじしてる私が嫌だったのかもしれない。
「それであなたはどうして欲しいの!」と、かなりきつい口調で言われて。
何も言えなくなって、帰ってきました。
小さいアオイさんを抱いて。
友達でしたから、その一言は本当に悲しかったです。

以来私は、彼女との距離をあえて取ってきました。
他のみんなが集まると聞いても、彼女が来ると聞けば、それとなく断って。
波風立てることもないと思ったし、自分の気持ちは誰にでも分かってもらえるものではないですしね。
近寄らないことが最大の防御。
だから、みんなは知らないんです。
私がそういう気持ちを持っていること。
彼女も、もしかして私は会いたくない人かもしれないですね。
それとも、そんなことがあったことも、忘れているかもしれないけれど。

スーパーのゲーム機の前で。
長く忘れていた彼女の話を、不意に聞かされてしまったのです。
そしたら、よみがえっちゃうなぁ(-_-;)
今は今で十分幸せだと思っているけれど、
どうしてもそう思えなかったあの頃が。
あぁ私は、今も立ち止まっている場所があるんだ。って。

今も、義理両親とつきあわなくちゃいけないことになっていたりしたら、
私が立ち止まる場所はもっと多かったろうと思います。
いろんなものを切り捨てて、ようやく私は今ここにいる。

立ち直るって本当に大変ですよね。
自分が前を見られるようになっても、あの頃の
本当に辛くて切なくて悲しい、どうしようもない気持ちも
忘れたくないと思っています。
それは、今を生きる力になっているかもしれない。

今の私がもっと前に進めたら。
あの悲しい場所で立ち尽くしている私も、
歩き出せるかもしれないですね。










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Last updated  2005/05/24 02:39:13 PM
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