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カテゴリ:未亡人のつぶやき
まずはじめに。。。
お子さんたち、ゲームにはまっていますか? うちはあまり興味がなくって、せっかく買ったプレステももっぱらDVDを見るのに使っている始末ですが。 ついにやってきました。 手始めに「たまごっち」 そして、急にやってきてアオイさんの中で大ブーム「おしゃれ魔女」。 ムシキングと同じセガのカードゲームなのだけど、 それがやりたいがばかりに(ご褒美が出るときがあるから)、いろんなことに頑張っちゃってるアオイさん、なのです。 さてさて、昨日もそのゲームをしに、出かけました。 土日は並んでいるので1回やるのだって大変なのです。 昨日も2・3人の列があって並んでいたら。 「いたいた!!」と声をかける人が。 アオイさんが赤ちゃんのときからのママ友達。 もちろん、パパのことも知っています。 車を見かけたので探していたんだとか。 いわゆる「母親学級仲間」のママさんたちとは、 小さい頃から子供同士も兄弟のようなつきあいをしてきました。 だけど、私が死別して、 「死別した私を知ってる人」とのおつきあいが辛い時期があって、 幼稚園も、あえてみんなが行かないところを選びました。 そこでのスタートも大変だったけれど、よい仲間にも恵まれて、 あの選択で良かったと思っています。 彼女たちとも、年賀状のやり取りや、年に数回会うくらいですが、近況の報告などしあって良い関係を保っています。 だけど、ただ一人。 ある出来事で、私の気持ちがだめになった人がいます。 その人は、私が死別する少し前に自分の病気のために、妊娠していた第2子を流産して、とても傷ついていました。 回りまわって病気のことも知っていたけれど、彼女自身が隠していたこともあって、私は、原因は「知らないふり」を通したので、彼女の力には何もなれませんでした。 死別した後、彼女が新居を購入して引越し。 今思えば何もそこに私を誘うこともなかっただろうし、私も誘われたからって、のこのこ行かなくても良かったのだけど。 その時の彼女は再びの妊娠、そしてピカピカの新居と、自分に比べて何もかも輝いていて、余計に気持ちを滅入らせるものでした。 お祝いで行った場所なのに、愚痴ちゃったんですよね。 義理両親のこととか、死別したこととか。 今みたいに死別仲間がいたわけじゃなく、無意識に「分かってもらえるんじゃないか」って思ってしまって。 彼女にしてみれば、自分は乗り越えたのに、「どうにもならないこと」でうじうじしてる私が嫌だったのかもしれない。 「それであなたはどうして欲しいの!」と、かなりきつい口調で言われて。 何も言えなくなって、帰ってきました。 小さいアオイさんを抱いて。 友達でしたから、その一言は本当に悲しかったです。 以来私は、彼女との距離をあえて取ってきました。 他のみんなが集まると聞いても、彼女が来ると聞けば、それとなく断って。 波風立てることもないと思ったし、自分の気持ちは誰にでも分かってもらえるものではないですしね。 近寄らないことが最大の防御。 だから、みんなは知らないんです。 私がそういう気持ちを持っていること。 彼女も、もしかして私は会いたくない人かもしれないですね。 それとも、そんなことがあったことも、忘れているかもしれないけれど。 スーパーのゲーム機の前で。 長く忘れていた彼女の話を、不意に聞かされてしまったのです。 そしたら、よみがえっちゃうなぁ(-_-;) 今は今で十分幸せだと思っているけれど、 どうしてもそう思えなかったあの頃が。 あぁ私は、今も立ち止まっている場所があるんだ。って。 今も、義理両親とつきあわなくちゃいけないことになっていたりしたら、 私が立ち止まる場所はもっと多かったろうと思います。 いろんなものを切り捨てて、ようやく私は今ここにいる。 立ち直るって本当に大変ですよね。 自分が前を見られるようになっても、あの頃の 本当に辛くて切なくて悲しい、どうしようもない気持ちも 忘れたくないと思っています。 それは、今を生きる力になっているかもしれない。 今の私がもっと前に進めたら。 あの悲しい場所で立ち尽くしている私も、 歩き出せるかもしれないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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