地下室で手記

2009/03/28(土)15:02

今日のレスキューフォース 第51話

レスキューフォース(52)

「キミがあしたのレスキューフォースだ」 最終決戦後の後日談をまるまる1話費やしての最終回でしたね。 レスキューフォースのメンバーは響助が地方の消防署へ、レイは訓練学校の教官、寿里はナンシーの助手へと人事異動をする事になったと。 そんな中、ヒカルが防災訓練に出かけていた小学校で大げさに怖がり幻覚をみせるガスが発生。 ヒカルは錯乱してしまいますが、他のメンバーが駆けつけ、子供たちも協力しながらレスキューする事にと。 最後までレスキューという事にこだわった事と、子供たちを絡めるといういかにもレスキューフォースな展開でしたね。 安田大サーカスが生き残って改心して、ナンシーに拾われたり、レイはなんだかんだと子持ちの後妻になりそうだったり、細かいネタをいれてきての大団円でした。 最後に総括を少し。 開始当初、私はリュウケンドー的なものを求めていたわけですが、近いものになりそうで中々ならず、やりたい事としてレスキューを丁寧に描きたいというのはわかっても、テンポが悪く感じられたりと、どこかしらもったいないという思いを抱いていました。 しかし、2クールに入る頃からテンポも良くなりましたし、多少話の当たり外れを感じる事はありましたが、戦闘メインになってもおかしくない状況を作り出しても、絶対にレスキューを軸にするという意地のようなものを貫く姿勢に引き込まれるものがありました。 また、東映ヒーロー路線ではここの所軽視していました、過剰なまでに子供を絡める話作りというのも、逆の意味で新鮮ではありましたね。 正直過剰すぎると不必要に感じたりしますし、無理矢理感ばかりをかんじてしまうものですが、事がレスキューとなると多少無理矢理感はあったとしても、十分に許容範囲に感じられるものでした。 狙いとしては昭和な特撮ものだったのではないかと。 シリアスとコメディ両面を抑えていましたし、1年間楽しましてもらいましたと。   

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