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カテゴリ:読書 小説
「飛鳥の光臨」「天草の神兵」に続くカンナシリーズの第3弾になります。
基本構造は前作までと同じ、人探しのために出向いた先の歴史に関する事と出向いた先で事件に巻き込まれるというものですね。 今回は、奈良の吉野山が舞台であり、歴史ネタとしては役小角。 修験道と忍者という同じルーツのものという事で、前作よりも作品との相性の良さを感じるものになっていますね。 そして、修験道という事がからむとなると、高田崇史作品では当たり前のように、金属を巡る争いという事になり、お約束を感じますね。 気楽に読めるシリーズであり、面白くなってきているので、ハイペースでこのシリーズを量産するのもいいんですが、そろそろQEDシリーズの方も続きが読みたいなと思ってしまうのは贅沢なのでしょうかと思ったり。 カンナ(吉野の暗闘) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月19日 16時34分02秒
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