2009/12/04(金)20:47
昨日の空中ブランコ 第 8 話
「いてもたっても」
今回の患者は、煙草の火を消したかなどの事が気になって、仕事が手につかなくなる強迫神経症のルポライター。
今までもちょこちょこ後ろの方に登場していましたね。
ルポライターだけあって、自分で自分の症状から調べて強迫神経症だと自覚して、伊良部のところへ診察して欲しいとやってきます。
伊良部の治療というのは、基本ビタミン注射くらいですが、今回の患者さんはいちおう治療らしい治療と言えるかもしれないですね。
カウンセリングとかを真面目にやるのではなく、脅迫神経症になってしまうくらいの、生真面目過ぎる部分からの解放とでもいうように、ライバル病院の敷地に石を投げさせたり。
治療というよりも、単純に自分の気晴らしがメインですが(笑)
強迫神経症のために仕事を失ってしまったルポライター岩村が、頼みこんで手に入れた仕事は、ホームレス詩人の取材。
取材中に、またもや火事の心配をしてしまい、またもや途中で抜け出す事に。
中途半端な取材ながらも、一応記事としては書きましたが、このホームレス詩人はとんだスケベオヤジで、記事を餌に女子高生にイケナイ事をしようとしたりなんだりという事がわかり、岩村激怒。
執拗に追っかけます。
自分の記事が犯罪に利用されて激怒するなんて、いまどき珍しい真っ当な正義を持ち合わせたジャーナリストですよね。
自分の犯罪すら隠蔽する事しか考えていない、多くのマスメディアに見習ってほしいくらい。
ホームレス詩人とのおっかけっこの途中、伊良部の商売敵の車を発見。
石を投げ入れた次は、タイヤのボルトを緩めようかと話していたため、事故を起こすのではないかと気になって必死に止めようとしたあげく、そのせいで事故が起きてしまいます。
ところが、これがホームレス詩人は戸籍売買、医者は不法投棄と一気に暴く結果に。
結果的に脅迫神経症が役に立ったというお話でしたね(笑)>